株式会社パンチョは2026年10月2日、スープパスタ専門店「ごちそうスープパスタ」の1号店を東京・代々木に開業する。ナポリタン専門店として成長してきた同社が、既存ブランドの店舗数を増やすだけでなく、新たな業態を育てる段階へ踏み出す。

パンチョは2009年、東京・渋谷に1号店を開業した。極太麺を濃厚なソースで炒め、大盛りまで同一価格で提供する分かりやすい商品設計により、都心で働く男性を中心に支持を獲得した。ただし、創業5年後の店舗数は6店舗。急速に店舗を増やしたのではなく、ナポリタン専門店という当時まだ珍しかった市場を時間をかけて築いてきた。

その後はフランチャイズ展開を進め、2016年から2020年までの4年間に16店舗を出店。「スパゲッティーのパンチョ」に加えて、商業施設などにも対応する「キッチンパンチョ」を展開し、出店可能な立地を広げた。近年は都心駅前のビルインだけでなく、郊外ロードサイドや商業施設にも進出。テーブル席やボックス席を備えた店舗を増やし、男性会社員中心だった客層を女性やファミリーへ広げている。

2026年には全国50店舗を突破し、現在は51店舗を展開する。100店舗構想を掲げる一方、ナポリタンだけに依存しない次の成長軸として投入するのが「ごちそうスープパスタ」だ。

今回の新業態は、思いつきで開発されたものではない。パンチョでは2024年から一部店舗でスープパスタを導入し、女性やファミリーを中心に利用が広がったという。その反応を踏まえ、既存店の商品を独立したブランドへ発展させた。

メニューは全11種類。「欲望のスープスパ」や「背徳のカルボナーラ」など、スープパスタの柔らかな印象に、パンチョらしい満腹感と背徳感を重ねる。ランチでは店内焼成のフォカッチャをおかわり自由とし、残ったスープを使う締めのチーズリゾットも用意。主力価格は1,419~1,749円で、パンチョより高い客単価を狙える設計となっている。

1号店は代々木駅西口から徒歩1分。25席のうち9席をカウンター、16席をテーブルとし、ひとり客と複数客の双方に対応する。成功すれば、駅前だけでなく商業施設や郊外立地にも展開できる可能性がある。

課題は、全11種類のスープ、フォカッチャ、リゾットを含む複雑なオペレーションを効率化できるかだ。ナポリタン一本を深く掘ってきたパンチョが、その強さを失わず複数業態を運営できるのか。代々木店は、次の50店舗をつくるための試金石になる。以下、同社のプレスリリースから画像と店舗概要を引用。

店舗概要

  • 店舗名:ごちそうスープパスタ 代々木店
  • 住所:〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-33-3
  • 電話:03-6276-0310
  • 営業:11:00~23:00 (ラストオーダー22:30)
  • 定休日:年末年始
  • 席数:25席(1名カウンター席:9席、テーブル席:16席[4名×4卓])
  • アクセス:JR・都営地下鉄大江戸線「代々木駅」西口より徒歩1分

株式会社パンチョ(本社:東京都武蔵野市、社長:野尻圭介)は、株式会社B級グルメ研究所ホールディングス株式会社ファイブグループの関連企業です。

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