六厘舎が再始動 池袋・名古屋・八重洲で見せる「立地別」の拡大戦略
株式会社松富士食品が展開するつけめん専門店「六厘舎」が、2026年に相次いで新たな動きを見せている。6月15日に約6年半ぶりとなる新店を池袋に開業し、9月1日からはJR名古屋駅1番線へ期間限定出店。さらに9月10日には、東京駅前の「TOFROM YAESU TOWER」に新ブランド「参厘舎」をオープンする。
注目したいのは、単純に六厘舎の店舗数を増やしているのではなく、立地に応じて異なる出店方法を選んでいる点だ。
JR名古屋駅1番線の店舗は、11月29日までの90日間限定で営業する。六厘舎はこれまで東京都内を中心に展開しており、名古屋への出店は東京を飛び出す新たな試みとなる。
JR名古屋駅1番線は、名古屋ステーション開発が線路上に整備した催事空間だ。2023年以降、ビアガーデンやラーメン店、かき氷イベントなどに活用されてきた。今回の六厘舎も約60席を構え、つけめんや特製つけめん、お土産つけめんなどを販売する。
入店にはJR名古屋駅の入場券や乗車券などが必要になるため、一般的な駅ビル内の飲食店とは条件が異なる。それでも、日本有数のターミナル駅で東海圏の利用者に六厘舎を直接知ってもらえる。常設店ではなく期間限定店とすることで、新しい地域にブランドを届ける形だ。
一方、八重洲では六厘舎ではなく、新ブランドの参厘舎を立ち上げる。出店するTOFROM YAESUの商業ゾーンには、飲食店を中心に68店舗が集まる。施設にはオフィス、劇場・カンファレンス施設、医療施設、高速バスターミナルも整備されており、働く人、施設を利用する人、東京駅を行き交う人など幅広い客層が想定される。
参厘舎は午前7時から午後10時まで営業し、つけめんに加えて、らーめんも提供する。六厘舎が創業以来大切にしてきた姿勢を受け継ぎながら、八重洲で過ごす人の日常に自然になじむ店を目指すという。六厘舎の名前をそのまま持ち込むのではなく、立地と利用場面に合わせて新しい業態をつくった。
池袋では既存ブランドによる常設店、名古屋では期間限定店、八重洲では新ブランド。六厘舎の2026年は、同じ店を横に増やす再出店ではない。守ってきたブランドを壊さず、立地に合わせて広げ方を変える再始動である。以下、同社のプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
店舗概要
●六厘舎 (JR名古屋駅期間限定店舗)
出店期間:2026年9月1日(火)~11月29日(日)
出店場所:JR名古屋駅1番線
営業時間:10:00~22:00(L.O.21:30)
席数:約60席
主なメニュー:つけめん、特製つけめん、お土産つけめん等
FOR TENANT
商業施設への出店をお考えですか?
全国のショッピングセンター・商業施設への出店情報を無料で受け取れます。希望エリア・業態を登録するだけで、施設側からアプローチが届く仕組みです。
無料で出店希望を登録する →







