名古屋とさいたまに「灯花」の新風

by katzaota · 2024年5月2日

2024年5月、鯛塩そば専門店「灯花」が名古屋市およびさいたま市に新店舗を展開することを発表した。名古屋市緑区に位置するイオンモール大高に5月15日にオープン予定の「鯛塩そば灯花イオンモール大高店」と、さいたま市浦和区の浦和パルコに5月31日に開店する「鯛塩そば灯花浦和パルコ店」は、首都圏外での新たな挑戦となる。

「灯花」は、新宿曙橋を発祥地とするラーメンブランドで、その独特な鯛塩そばが食通たちに支持されており、食べログ百名店にも選ばれるほどの評価を受けている。西日本への進出は、これが二店舗目であり、既に阪急西宮ガーデンズ店が2024年3月にオープンしている。今回の出店で「灯花」はサブブランドを含めて21店舗を展開することになり、地方都市でもその魅力を広げていくことが期待される。

本店である「灯花曙橋本店」は、開業以来、真鯛の出汁を中心にした本格的な鯛塩らぁ麺を提供し続けている。使用される素材は宇和島産の真鯛を始め、厳選された食材のみ。スープは真鯛の中骨のみを使い、丁寧に炊き出されることで、黄金色の透き通ったスープが特徴だ。また、特注の細麺はこのスープのためだけに開発されたもので、美しい麺線が特徴的である。

プレゼンテーションにもこだわりが見られ、料理の盛り付けは日本庭園を思わせる趣深さがある。また、鯛茶漬けなどのメニューは、食事の最後まで真鯛の旨味を楽しむことができる工夫が凝らされている。

このように、各店舗での成功とともに、多くの賞を受賞している「灯花」の新たな店舗展開は、地域経済にも良い影響をもたらすことが期待される。真鯛を使用したラーメンという独自の提案が、新しい顧客層の獲得につながる可能性がある。株式会社グッドヌードルイノベーションのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。