西武緑化管理、所沢の新商業施設に環境配慮型グリーンショップ「HALE HANA」をオープン

by katzaota · 2024年9月19日

西武緑化管理株式会社が運営するグリーン専門ショップ「HALE HANA（ハレハナ）」が、2024年9月24日に埼玉県所沢市の商業施設「エミテラス所沢」内にオープンする。これは同社にとって直営2号店となる。

新店舗のコンセプトは「種種様様個性的な植物と共にある plants your life.」。多肉植物や沖縄実生株、海外輸入株などを含む観葉植物を中心に、個性的な植物を厳選して提供する。また、植物の魅力を引き立てる鉢や関連グッズも充実させる予定だ。

特筆すべきは、環境への配慮を示す取り組みだ。海洋プラスチックを再利用したエシカルなオリジナル鉢をスタンダードとして採用し、環境に配慮しながら植物とともに生活するライフスタイルを提案する。

「HALE HANA」の特徴として、植物に精通したスタッフによる丁寧なレクチャーが挙げられる。これにより、顧客は購入後のアフターメンテナンスについても安心して相談できる体制が整っている。

西武緑化管理株式会社は、2020年より西武新宿線「新所沢駅」西口近くで直営フラワーショップ「hale-hana plants+（ハレハナプランツプラス）」を運営しており、今回の「HALE HANA」は異なるコンセプトで新たな植物ライフスタイルを提案する2号店となる。

新店舗がオープンする「エミテラス所沢」は、約43,000㎡の店舗面積に142店舗が集まる広域集客型商業施設だ。所沢の特色を活かしつつ、都市と郊外の魅力を融合させた「所沢スタイル」を創造・発信する拠点として注目されている。

「HALE HANA」では、観葉植物や多肉植物、サボテンなど、形や生態がユニークで魅力的な植物を取り扱う。また、環境に配慮した商品も積極的に導入している。例えば、海洋プラスチック80％とナチュラルストーン20％で作られた「ecopots（エコポッツ）」や、タイのセメント袋の廃材を利用したリサイクルバッグなど、アップサイクルを意識したアイテムも取り揃える。

西武緑化管理株式会社は、1989年の創業以来、西武グループの施設のみどり維持管理で経験と実績を積み重ねてきた。今回の新店舗オープンは、同社が持つ専門知識と技術を活かし、一般消費者向けに植物の魅力を広げる新たな取り組みとして注目される。

商業施設業界において、環境への配慮や個性的な商品展開は今後ますます重要になると予想される。「HALE HANA」の取り組みは、これらの要素を組み合わせた先進的な事例として、業界内で注目を集めることが期待される。以下、西武緑化管理株式会社のプレスリリースから画像と店舗概要を引用。