異業種連携による新たな事業展開

メガネスーパーを運営する株式会社ビジョナリーホールディングスが株式会社AOKIと異業種連携を開始。インショップ型での出店で両社の強みを活かしたシナジー効果を狙う。ターゲット顧客層の需要増加時期のずれを生かし、両社の集客を安定的に行うのが狙い。これまでスーツ量販店は漫画喫茶、ワークスペース、家電量販店などと連携を行ってきたがインショップ型のメガネ店舗とのコラボレーションは新たな取組に。ワークスタイルの多様化で厳しいスーツ市場にメガネというカンフル剤がどう生きるのか？2プライスが席巻し競争が激化しているメガネ業界がビジネススーツとコラボレーションすることでどうカンフル剤になっていくのか？今後の状況が楽しみです。以下、株式会社ビジョナリ―ホールディングスのプレスリリースより引用。

株式会社ＡＯＫＩと異業種連携を実施ＡＯＫＩ東川口店の店内にメガネスーパーの新店舗をオープン

～異業種連携による新たな事業モデルの構築へ～

株式会社ビジョナリ―ホールディングス（本社：東京都中央区、代表取締役社長：星﨑尚彦、以下ビジョナリーホールディングス）は、株式会社AOKI（本社：神奈川県横浜市、代表取締役社長：上田雄久、以下AOKI）が展開するAOKI東川口店内に、メガネスーパー「AOKI東川口店」（埼玉県川口市戸塚3-34-14）を2021年7月2日(金)にオープンいたします。

■事業連携実施の背景
昨今の新型コロナウイルスの影響で、小売業は新しい生活様式に対応した新たな事業モデルへの転換が求められています。ビジョナリーホールディングスでは、昨年7月に、自宅等でもメガネ作りができる完全リモートによるメガネ販売を提供する「リモート検査システム」の導入や、移動式店舗の出店を強化し、従来の店舗でお客様を集客する営業方法から、ニーズのある場所に店舗が出向く新しいビジネスモデルへの転換を図るなど、コロナ禍での新しい小売業の形に対応する取り組みを実施しています。
この度事業連携するAOKIが行うスーツ販売とビジョナリーホールディングスが行うメガネ販売は、ターゲットの顧客層や実需時期（3月～4月）が大きく重なっており親和性が高いことに加え、8月の盛夏時期においては、スーツは特に需要が落ちる時期である一方で、メガネ販売は夏休みでの需要増加があるなど、補完的な側面も持ち合せています。このことから、この度の異業種連携が実現し、今後両社では連携を強化し、お客様にとってより利便性の高い店舗の実現とともに、相互送客を図り両社のコア事業の収益に寄与する事業モデルの構築を積極的に図って参ります。

■当社グループ初の異業種連携店舗となるインショップの次世代型店舗「AOKI東川口店」
7月2日（金）にAOKI東川口店の店内に、新店舗「メガネスーパーAOKI東川口店」をオープンいたします。「メガネスーパーAOKI東川口店」は、旧店舗（メガネスーパー東川口店）を移転し、当社グループ初となる他業種の店舗内に新設したインショップの次世代型店舗としてオープンいたします。次世代型店舗では、検査・リラクゼーション個室の導入や豊富な品揃えのほか、従来の視力検査の25倍の精度での検査が可能な最先端検査機材を導入し、当社グループの最先端アイケアサービスを提供いたします。

■今後の異業種連携について
AOKIは、これまでも遊休している店舗敷地に他社テナントを誘致するなど、お客様の利便性が向上する店舗環境の構築に取り組んでおり、この度の異業種連携においても、全国約500店舗を展開するAOKI店舗の一部に当社グループ店舗を出店していくほか、ビジョナリーホールディングスの移動式店舗と、広い敷地を有するAOKIの店舗の既存スペースを活用したPOP UPストアや催事出店、スーツにあわせたメガネの提案や共同商品の企画などの連携も検討してきます。更に、両社の顧客に対して、相互の顧客にメリットのある割引特典のご提供などを通じて、相互集客・送客も積極的に行っていきます。

ビジョナリーホールディングスは、今後も異業種連携による新たな事業モデルの構築を検討し、次世代型店舗の展開を通じ、引き続きアイケアの重要性の啓発とアイケアイメージの向上を図るとともに、眼の健康寿命延伸に繋がるアイケアサービスの拡充・普及をより推し進めてまいります。

■店舗概要
名　称：　 メガネスーパーAOKI東川口店（アオキヒガシカワグチテン）
住　所：　 〒333-0811　埼玉県川口市戸塚3丁目34-14
電話番号： 048-290-1555
営業時間： 10:30-19:00
定休日： なし
取り扱い商品： メガネ，サングラス，コンタクトレンズ，補聴器，アイケアリラクゼーション，時計，時計電池交換，古物買取