アクセサリー事業を展開するエンドレスは9月26日、広島市中心部の紙屋町シャレオ南通りに「Cullet(カレット)広島シャレオ店」をオープンした。定番からトレンドまで幅広いアクセサリーに加え、スマートフォンアクセサリーなどのファッション雑貨も扱う。発表資料によると、カレットの常設店は9月18日時点で全国16店だった。
今回の出店で見逃せないのは、同じシャレオの東通りに、エンドレスの「PARTS CLUB(パーツクラブ)」がすでに営業していることだ。パーツクラブはビーズやアクセサリーパーツ、キットを扱い、客が自分で作る需要を受け持つ。一方、カレットは完成品を見比べ、身に着けるものを選ぶ店。同じアクセサリーでも、買い物の目的は異なる。
エンドレスは2001年、浅草橋にパーツクラブの1号店を開いた。その後、完成品の分野を広げ、2019年には330円の商品を中心とする「LUNA EARTH(ルナアース)」を立ち上げた。現在はハンドメイド作品を扱う「CREATOR CLUB」、在庫品などを再流通させる「ruinas」、完成品の「Mira LABO」なども展開する。パーツ、手頃な完成品、作家作品、オフプライスと、アクセサリーへの異なる入口をブランドごとに設けている。
カレットは、その中でもエンドレスが一から立ち上げたブランドではない。2025年に株式会社カレットの全株式を取得し、グループに迎えた。エンドレスのブランド紹介では、日本メーカーとの共創による日本製と、世代を問わず長く使えるアクセサリーを打ち出している。ルナアースとの違いを単純な価格差だけで捉えるより、商品を選ぶ際の価値観やテイストを広げるブランドと見るのが妥当だろう。
シャレオにはアクセサリーの「ete(エテ)」「Jouete(ジュエッテ)」も入る。カレットの出店は、アクセサリー店が少ない場所への補充ではなく、既存店が並ぶ地下街への参入となる。シャレオは広島電鉄の電停やアストラムラインの駅、バスの乗降地点につながる都心の地下街だ。日々の移動中に立ち寄れる場所で、品揃えと選びやすさが問われる。
パーツクラブとの同居によって、エンドレスはシャレオ内で「作る」と「完成品から選ぶ」の双方に接点を持つ。ただし、両店の相互送客や具体的な連携策は発表されていない。今回の出店の注目点は、買収したカレットを既存のパーツ専門店と同じ地下街に配置し、複数ブランドで異なる購買目的を受け止めようとしている点にある。以下、同社のプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
■店舗情報
店舗名:Cullet 広島シャレオ店
オープン日: 2026年9月26日(土)
場所:〒730-0031 広島県広島市中区紙屋町二丁目地下街205号
電話番号:082-298-1167
営業時間:10:00~20:00
※状況により、営業時間などが
変更になる場合がございます。
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