アンドエスティHDグループで飲食事業を展開するゼットンの海外事業会社ZETTON,INC.は、ハワイ・ワイキキビーチ前のツインフィンホテル1階に「Goofy Cafe & Dine - Waikiki Beach -」をオープンした。ゼットングループとしてハワイ13店舗目となる。

「Goofy Cafe & Dine」は、ヒルトン ハワイアン ビレッジ近くで13年間営業してきた「Goofy Cafe & Dine - Village -」を起点とするブランドで、ローカル客と観光客の双方に支持されてきた。新店は、その流れを引き継ぎながら、“Surf More, Work Less”をコンセプトに掲げる。ビーチハウスのガレージをイメージした空間に、メインダイニング、バー、テラスを備え、朝食からランチ、ハッピーアワー、ディナーまで時間帯ごとの利用を取り込む構成とした。

今回の出店で注目したいのは、単なるハワイ飲食店の増設ではなく、飲食ブランドの世界観を物販へ広げている点である。店頭では、Goofyのロゴや世界観を反映したTシャツ、キャップ、クーラーバッグ、キーチェーン、ステッカーなどのオリジナルグッズを展開する。お土産需要だけでなく、日常使いを想定した商品として打ち出しており、飲食体験を持ち帰る仕組みが組み込まれている。

この動きは、アダストリアがゼットンを傘下に収めた意味とも接続する。アパレル企業が飲食事業を持つ意義は、店舗数や外食売上の拡大だけではない。飲食空間で立ち上げた世界観を、雑貨やアパレルに変換できる点にある。Goofyのように、ハワイ、ビーチ、ローカルフード、サーフカルチャーといった明確な文脈を持つブランドは、Tシャツやキャップ、バッグなどへの展開と相性がよい。

現時点では、Goofyの物販は店舗グッズの範囲にある。ただし、ゼットンがハワイでブランドを育て、日本では横浜ベイクォーターに「goofy coffee+diner」を展開していることを踏まえると、今後は飲食ブランドを起点としたライフスタイル提案へ広がる可能性がある。アダストリアの店舗網やEC、会員基盤と接続すれば、飲食店のノベルティにとどまらず、アパレル側の1ラインとして展開する余地も見えてくる。

ワイキキビーチ前という観光導線上の立地も、この方向性を後押しする。ホテル1階に設けたホットドッグスタンドは、チェックイン待ちやビーチ帰りの利用を想定し、食事、テイクアウト、物販を一体で受け止める。旅先での飲食体験を、その場限りで終わらせず、身につける商品や持ち帰る商品へつなげる設計である。

ゼットンのハワイ展開は、飲食店の海外出店というより、アダストリアグループにおけるライフスタイルブランド開発の実験場になりつつある。Goofyの新店は、食べるブランドを、着るブランド、持ち帰るブランドへと広げられるかを示す一手といえる。以下、株式会社アンドエスティHDのプレスリリースから店舗概要と画像を引用。

Goofy Cafe & Dine - Waikiki Beach -

・住所:2570 Kalakaua Avenue, Honolulu, HI 96815(Twin Fin Hotel 1F)

※入口はパオアカラニアベニュー沿い ピンクライン「ツインフィンホテル」停留所目の前

・電話番号:808-200-4574

・営業時間:Breakfast 7:00–14:00、Lunch 11:00–14:00、Happy Hour 14:00–17:00、

Dinner 17:00–22:00

・定休日:なし

・席数:95席

・バレー駐車場:バリデーションあり(3時間 $8)

・その他:Wi-Fiあり、車椅子対応

<公式サイト>https://www.goofy-honolulu.com/goofy-waikikibeach

<Instagram>https://www.instagram.com/goofy.hi/

<予約サイト>https://www.opentable.com/r/goofy-cafe-and-dine-waikiki-beach-honolulu

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