一気に吹き返すインバウンドの波に乗る
昨日野暮用で浅草に行っていました。びっくりしたことに数年前のインバウンドフィーバーのピーク時に近いくらい外国からの観光客が仲見世通り、浅草寺付近に増加していました。また、彼らに対応したビジネスも人気があり多くの観光客が食べ歩き、レンタル着物を楽しんでいらっしゃいました。コロナ禍のときの閑散とした街の雰囲気とは様変わりした風景に驚いてしました。これから円安の流れを受けて益々日本に訪れる方が増えていくことが想定されます。インバウンドの可能性がある店舗様には大きなチャンスになると思われます。特にマストランスポーテーション、新幹線の駅、バスターミナルの付近などの店舗は可能性を感じます。
では、どのような店舗がインバウンドで強いのか?円安でこれから可能性が考えられているのがブランド店舗。自国で購入するよりも割安で変えるので圧倒的に人気になることは容易に想像できます。あとは日本でないと得られない物・体験。ものはお土産物(着物・小物など)が考えられます。これまでコアな顧客しか訪れなかったアクセスの悪い古着着物店にもわざわざアクセスするほど海外からの消費者の消費マインドは高まっています。体験は食事。日本でしか楽しめない食事があげられます。これは実はコンビニの食べ物でも喜んでもらえるので驚きではありますが、やはり寿司。
今回ご紹介するニュースはそんな寿司の新店のニュースです。神奈川県三浦市三崎は、昭和初期よりまぐろ類の水揚げで全国有数の遠洋漁業基地として著名。三崎で1968年から水産業を営む株式会社三崎恵水産の関連会社株式会社ネオ・エモーションが新横浜駅ビルのグルメ集積新横浜ぐるめストリートに廻転寿司まぐろ問屋をオープン。同社の圧倒的な強みは鮮度の良いマグロ。株式会社三崎恵水産が仕入れる新鮮な三崎マグロを提供し日本各地で展開している。「まぐろ問屋三浦三崎港」業態、「まぐろ問屋やざえもん」、「まぐろ問屋三浦三崎港恵み」業態、「まぐろ問屋めぐみ水産回転寿司」業態と複数の業態で合計11店舗を展開している。今回は12店舗目のまぐろ問屋めぐみ水産回転寿司業態での出店となる。新横浜駅は新幹線、地下鉄、JR在来線、バスと複数の公共交通機関が乗り入れている。同時にスタジアムと横浜アリーナまで存在している。そのため駅の利用者のバリエーションは様々。前述の観光客、観戦客、アイドルのファンから通勤通学、近隣住民のデイリーユースも想定できる場所となっており、実際に土日はとても混み合う街となる。
まぐろ問屋めぐみ水産回転寿司の強みはマグロだけではなく、オリジナリティあふれるメニュー「本まぐろ中とろ・醤油漬けまぐろ・三崎めばちまぐろ・たくあん・芽ねぎなどをミルフィーユの様に層に仕立てたまぐろミルフィーユ」や神奈川県産にこだわったメニュー「湘南の釜揚げしらす、小田原曽我の梅を使ったうめ巻、相模湾あじを使ったアジフライ、鎌倉建長寺由来のけんちん汁」なども注目。日本でしか体験できない、新横浜でしか体験できないそんなインバウンドの顧客からも地元からも愛される店舗になるのではないでしょうか?株式会社三崎恵水産のプレスリリースから画像と新店の店舗詳細を引用。
店舗詳細
■店名 廻転寿司 まぐろ問屋 新横浜ぐるめストリート店
■住所 〒220-0026
神奈川県横浜市港北区篠原町2937番地
キュービックプラザ新横浜1階ぐるめストリート内
■営業時間 11:00-23:00(L.O.未定)
■席数 計58席(カウンター11席、テーブル16組47席)