おやまゆうえんハーヴェストウォークに「RIM」が出店
日本都市ファンド投資法人が保有し、KJRマネジメントが資産運用を行う「おやまゆうえんハーヴェストウォーク」に、JINSの姉妹ブランド「RIM(リム)」が2026年6月26日にオープンする。RIMの小山市内への出店は今回が初めてとなる。
RIMは、JINSが展開するファッションアイウエアブランドで、トレンド感のあるメガネやサングラスを手に取りやすい価格帯で提案する。JINSの公式情報では、RIMは2016年に「rim of jins」として立ち上げられ、2024年にブランド名を「RIM」へ刷新。JINSとの差別化を図りながら、トレンドに特化したブランドとして再編集されている。
おやまゆうえんハーヴェストウォークは、かつて北関東を代表する遊園地として親しまれた「小山ゆうえんち」跡地に2007年に開業した商業施設である。ホームセンター棟、ヨークベニマル棟、プロムナード棟、モール棟など複数棟で構成され、約70店舗、約2,000台の駐車場、シネマコンプレックスを備える郊外型オープンモールとして運営されている。
今回の出店で注目したいのは、単なるアイウエアショップの追加ではなく、同施設で続くテナント更新の流れである。2025年にはカルディコーヒーファーム、LOCUST、AENA、coca、ミスタードーナツが出店し、2026年にはゴンチャ、WEGOが加わっている。RIMの導入は、この流れの延長線上にある。食品、リユース・オフプライス、コスメ、カジュアルファッション、飲食に続き、ファッション雑貨性の高いアイウエアを加えることで、施設全体の買い回りの幅を広げる狙いが見える。
おやまゆうえんハーヴェストウォークは、ヨークベニマル、スーパービバホーム、ケーズデンキ、スポーツデポ、ユニクロ、GU、無印良品など、日常生活を支える大型店を主要テナントとしてきた。そこにゴンチャやWEGO、RIMのような若年層やファッション感度に届くブランドを重ねることで、日常利用だけでなく、週末の滞在や回遊を促す要素が強まる。郊外型施設では、生活利便性だけでは来館頻度を維持できても、館内を歩き回る理由までは生まれにくい。RIMのような小型専門店は、目的買いと衝動買いの中間に位置し、施設の回遊性を補う役割を持つ。
RIM側にとっても、今回の出店は都心型ファッションビルだけでなく、地域の大型商業施設へ接点を広げる意味を持つ。公式ショップリストを見ると、ルミネ新宿、ルミネ横浜などファッション感度の高い商業施設への出店が確認できる一方、JINSのサービス基盤を活用できる姉妹ブランドとして、より広い商圏にも展開しやすい。RIMはJINSの保証・調整対応などと接続しながら、ファッション性を前面に出せるため、郊外モールにとっても導入しやすい専門店といえる。
小山市の地域導線で見ると、おやまゆうえんハーヴェストウォークは単なる買物施設ではなく、遊園地跡地の記憶を引き継ぐ滞在型の場でもある。小山市の移住・定住関連ページでも、同施設は家族連れに人気の大型ショッピングモールとして紹介されており、「SHOPPING IN THE PARK」をテーマに、買物と散策、遊びを組み合わせた開放的な施設として位置づけられている。
その意味で、RIMの出店は施設の「生活インフラ」化とは少し異なる方向を持つ。メガネは日用品でありながら、RIMが打ち出すのは視力矯正だけではなく、服や髪型、気分に合わせて掛け替えるファッションアイテムとしてのアイウエアである。日常の買物ついでに立ち寄れる価格帯と、トレンドを取り入れた商品性を組み合わせることで、施設に軽い発見や選ぶ楽しさを加える。
おやまゆうえんハーヴェストウォークでは、2026年7月以降も新店舗オープンや既存店リニューアルを予定している。RIMの出店は、その途中経過として見るべき動きである。生活大型店を土台にしながら、飲食、ファッション、雑貨、コスメ、アイウエアを重ねることで、地域密着型の郊外モールを、より幅広い世代が滞在できる施設へ更新していく。今回のRIM出店は、その再編集を示す一手となる。以下、プレスリリースから画像を引用。
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