SNS40万フォロワーのトレーナーが仕掛ける「雲梯ジム」――武蔵小山に2号店、ピラティス×遊具で姿勢改善市場を攻める
SNS総フォロワー約40万人を抱えるトレーナー・髙尾勇斗氏が手掛けるピラティス&パーソナルジム「NewAns(ニュアンス)」が、4月27日に武蔵小山へ2号店を出店した。西新宿に続く展開で、最大の特徴は店内に設置された「雲梯(うんてい)」。子ども向け遊具を大人の姿勢改善ツールとして再定義し、マシンピラティスと組み合わせた独自メソッドで差別化を図る。
武蔵小山店は東急目黒線・武蔵小山駅から徒歩4分、品川区小山4丁目の雑居ビル6階に位置する。木材を多用した内装で「木の洞窟」をコンセプトに掲げ、リフォーマーやタワー、チェア、ラダーバレルなどピラティス専用マシンに加え、ダンベル、ケトルベル、自律神経測定器、InBodyを完備。そして中央に配置されたのが、小学校の校庭を思わせる雲梯だ。
同社が雲梯に着目した背景には、現代人特有の姿勢崩れがある。スマートフォンやパソコンの長時間使用により、反り腰・猫背・ストレートネックが常態化し、肩こりや腰痛を訴える層が増加。雲梯の「ぶら下がる」「全身を連動させて前に進む」という動作が、固まった姿勢を根本からリセットする効果を持つと位置づけた。子ども時代に誰もが経験した遊具を、大人向けトレーニングの文脈で再構築する試みだ。
トレーニングは3段階で構成される。まず「Treatment」として、初回来店時に自律神経の疲労度を測定し、ストレス耐性や疲れ具合を数値化。その結果をもとに日常生活の姿勢・呼吸・歩き方を見直す計画を提示する。次に「Pilates」で、マシンを補助役としながら柔軟性を高め、正しいフォームを習得。体の状態を「マイナスからゼロ」へ導く段階だ。最後の「Movement & Training」では、雲梯を含む多彩な動きで全身を連動させ、引き締まったウエストや上向きのヒップなど、個別のボディメイク目標へ進む流れとなる。
料金は体験トレーニング+カウンセリングが5,500円。月額プランは月4回3万5,200円(1回8,800円)、月6回5万2,800円、月8回7万400円。ビジター1万1,000円、4回券3万9,600円、ダイエットコース24回券は2カ月有効で18万4,800円(1回7,700円)。オープンキャンペーンとして、当日入会で入会金2万2,000円が無料となる。
髙尾氏はYouTubeで「立ち筋トレ」シリーズがヒットし、オンラインサロンで「骨格姿勢改善ピラティス#ほねピラ」を展開。2024年に西新宿で1号店を開業し、今回武蔵小山へ拡大した。同氏は「100歳を越えても大切な人と自分の足で歩き続けられる体づくり」を掲げ、『大切な人を連れていきたい』と思える場所づくりを経営の軸に据える。
武蔵小山はパルム商店街を中心に、中目黒や自由が丘へのアクセスも良好な住宅エリア。ピラティススタジオは都心部で増加傾向にあるが、雲梯という遊具的要素を組み込んだ業態は珍しい。SNSでの集客力を持つトレーナーが、ハード面の独自性とメソッドの段階設計で、フィットネス市場における姿勢改善ニーズをどこまで取り込めるか。2号店の稼働状況が、今後の多店舗展開の試金石となる。同社のプレスリリースから画像を引用。
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