空港都市・千歳にカレボーアンバサダーのショコラトリー、観光需要と日常需要の両取り狙う
北海道千歳市に2026年5月22日、チョコレート専門店「Sweet Shop togo」がオープンする。オーナーの松田詢吾氏は、ベルギーの老舗チョコレートメーカー「カレボー」の公式アンバサダーに今年3月就任したばかりの実力派ショコラティエだ。新千歳空港を擁する観光玄関口で、北海道素材を活かしたボンボンショコラと焼き菓子を軸に、地元客と観光客の双方を狙う。
松田氏は京都出身で、辻製菓専門学校卒業後、ジャン=ポール・エヴァンジャパンやベルギーの「Yasushi Sasaki」での4年半の修業を経て、ワールドチョコレートマスターズのベルギー代表に選出された経歴を持つ。帰国後は札幌の「ショコラティエ マサール」に勤務し、今回の独立開業に至った。カレボーアンバサダーという肩書は、技術と素材への理解が認められた証であり、千歳という立地で本格派ショコラトリーを展開する裏付けとなる。
店舗は千歳市信濃1丁目に位置し、新千歳空港から車で約10分、JR千歳駅からも近い。営業時間は11時から18時、定休日は火曜・水曜。グランドオープン期間の5月22日から25日は、焼き菓子やボンボンショコラのお試しセット、ケーキセット、ソフトクリームなど多彩な商品を数量限定で提供する。価格帯はボンボンショコラ6個入りが2200円、10個入りが3600円と、専門店として標準的な設定だ。
千歳市は年間約2400万人が利用する新千歳空港を抱え、国内外からの観光客が集中する一方、人口約9万8000人の地方都市でもある。松田氏が掲げる「観光で訪れる方はもちろん、地元の皆さまにも上質なチョコレートを日常の中で楽しんでいただきたい」という方針は、この二面性を意識したものだ。観光需要に依存せず、地元のリピーターを獲得できるかが、経営の安定性を左右する。
北海道には札幌を中心にショコラトリーが複数存在するが、千歳市内で本格的なショコラ専門店は少ない。空港内の土産店とは異なる、実店舗での対面販売と焼き菓子の日常利用という切り口は、地域に根を張る戦略として機能する可能性がある。ただし、火曜・水曜の定休日は、観光客の動きを考えると機会損失になりうる。平日閉店が地元客との関係構築を優先した判断なのか、今後の運営で調整される余地があるだろう。
カレボーアンバサダーという肩書を活かし、技術力を前面に出した商品展開ができるかが、この店の差別化要因となる。北海道素材を謳う以上、単なる観光土産ではなく、産地との連携や素材のストーリーを打ち出せるかが問われる。空港都市という立地を武器にしつつ、日常需要を掘り起こす――千歳という街で、ショコラトリーがどこまで地域に溶け込めるかが、この店の成否を分ける。同社のプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
◆店舗情報
・店名:Sweet Shop togo
・住所:北海道千歳市信濃1丁目6-10
・オープン日:2026年5月22日
・オーナー:松田 詢吾
(カレボー公式アンバサダー)
・営業時間:11:00〜18:00
・定休日:火曜日、水曜日
・公式Instagram:@sweetshop_togo
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