Matin Kim、原宿に東京フラッグシップストア 商業施設内出店から単独店舗へ進む韓国発ブランドの日本
韓国発ファッションブランド「Matin Kim(マーティンキム)」が、2026年4月26日、東京・原宿に「Matin Kim 東京フラッグシップストア」をオープンする。所在地は東京都渋谷区神宮前4丁目26−30。売場面積は約59坪、2フロア構成で、営業時間は12時から20時までとなる。渋谷、名古屋に続く日本3拠点目であり、同ブランドとして初の単独店舗として展開される。
Matin Kimは、韓国のブランドインキュベーター「HAGO HAUS」の投資ブランドとして展開されているブランドで、自由でラフなムードを特徴とし、日常に溶け込むファッションカルチャーを提案している。国内外で70店舗以上を展開しており、韓国発ブランドのなかでも日本市場での存在感を強めている。
今回の出店で注目されるのは、商業施設内での常設店舗から、原宿の単独旗艦店へと展開段階が進んだことだ。Matin Kimは2024年11月にMUSINSAと日本における総代理店契約を締結し、2025年4月に東京・渋谷のMIYASHITA PARKへ日本初の常設店舗を出店した。その後、名古屋PARCOにも出店し、日本におけるオフライン展開を拡大してきた。渋谷店には2025年に延べ18万人以上が来店したとされており、商業施設内で一定の集客力と認知を確認したうえで、単独店舗へ進んだ流れと見ることができる。
原宿という立地も、この出店の意味を強めている。神宮前4丁目は、ラグジュアリー、セレクトショップ、ストリート、韓国・アジア発ブランドが混在するエリアであり、買い物だけでなく、ブランドの世界観そのものを見に来る来街者が集まりやすい。商業施設の区画内では、館の集客力や回遊に乗ることができる一方で、ブランド単独の空間演出には制約もある。原宿の旗艦店では、2フロアを使い、Matin Kimのムードを空間全体で表現することができる。
店内では、2026年春夏シーズンの最新コレクションに加え、フラッグシップストア限定アイテムを展開する。限定アイテムとして「HALF SHIRRING RIBBON DENIM BAG IN BLUE」「HALF SHIRRING RIBBON DENIM BAG IN LIGHT BLUE」を販売し、さらにアルファベットビーズとチャームを組み合わせてオリジナルキーリングを制作できるカスタム体験も用意する。単に商品を並べるだけでなく、来店そのものを体験化する構成になっている。
オープン記念施策として、購入金額に応じたノベルティも用意される。税込15,000円以上で「MATIN STRING BAG IN BLACK」、20,000円以上で「COMB + MIRROR SET IN BLACK / SILVER」、25,000円以上で「MESH POUCH IN MIX」を先着でプレゼントする。各アイテムは数量限定で、なくなり次第終了となる。
MUSINSA側の日本展開も、この出店を読むうえで欠かせない。MUSINSAは2024年11月にMatin Kimと日本市場向けの独占販売契約を結び、マーケティング、広報、オフラインストアの立ち上げと運営などを担う体制を整えた。発表時点では、Matin Kimが今後5年以内に日本全国で合計15店舗を開く計画も示されている。
渋谷MIYASHITA PARK、名古屋PARCO、そして原宿の単独旗艦店という流れは、日本市場での段階的な浸透を示している。最初に商業施設内で集客と購買を確認し、次に地方主要都市へ広げ、さらにファッション発信地にブランド単独の拠点を置く。韓国発ブランドが日本で短期間に認知を広げるうえで、商業施設は入口として機能し、旗艦店はブランドの熱量を高める装置になる。
Matin Kimの原宿出店は、ひとつの新店情報にとどまらない。韓国発ブランドが、ECやポップアップだけでなく、常設店、商業施設、路面旗艦店を組み合わせながら、日本市場での存在感を高めていく動きの一例といえる。原宿の東京フラッグシップストアは、Matin Kimにとって日本での認知拡大から、ブランド体験の深化へ進む拠点になりそうだ。以下、株式会社 MUSINSA JAPANのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
■ 店舗概要
- 店舗名:Matin Kim 東京フラッグシップストア
- オープン日:2026年4月26日(日)
- 所在地:東京都渋谷区神宮前4丁目26−30
- 営業時間:12:00〜20:00
- 売場面積:約59坪(2フロア構成)




