「オーダーメードならカシヤマ」へ 好調ブランドがららぽーと横浜で郊外SC攻勢
オンワードパーソナルスタイルは2026年9月17日、ライフスタイル一体型ショップ「カシヤマ ららぽーと横浜店」を開業した。店舗は2階に位置し、売場面積は195.83㎡。5室のフィッティングルームを備え、オーダースーツからカジュアルウェアまでをワンストップで提案する。
KASHIYAMAは2017年、「オーダーメードの民主化」を掲げて販売を開始した。税込3万3000円から、最短1週間で納品する価格とスピードを打ち出し、現在は全国70店舗以上を展開する。2024年度には売上が前年比137%、店舗売上が同152%を記録。今回の発表でも、既存店舗の伸長に加えて郊外型SCへの出店が成長を後押ししていると説明している。
最近はInstagramやTikTokなどで、スーツの着こなしや生地、スタッフによる提案を継続的に発信している。単に「オンワードが手掛ける低価格・短納期のオーダースーツ」ではなく、「オーダーメードならカシヤマ」というブランド名で選ばれる段階に入りつつある。
そのブランド力があるからこそ、目的買いが中心となる路面店や百貨店だけでなく、ファミリー客が日常的に訪れる郊外SCにも本格的な店舗を構えられる。2025年10月に始めたライフスタイル一体型ショップは今回で9店舗目となり、うちSCへの出店は8店舗目。もはやテスト出店ではなく、成長を担う店舗フォーマットとして横展開する段階に入った。
横浜市内では横浜駅西口の路面店、そごう横浜店に続く新たな拠点となる。駅前では通勤客や目的客、百貨店では従来のスーツ需要、ららぽーと横浜では郊外ファミリーの日常動線を取り込む。同じ横浜市場でも、異なる買物動機を狙った配置だ。
ららぽーと横浜にはORIHICAが営業し、イトーヨーカドー側には洋服の青山もある。ビジネスウェアの競争環境は決して緩くない。それでも約196㎡を構えるのは、既製スーツとの価格競争ではなく、採寸や接客を含めた「自分のための一着をつくる体験」で集客できるとの判断だろう。
同店では仕事や就職活動向けのスーツだけでなく、休日や家族との時間に着るカジュアルウェアも扱う。オーダースーツの接客で得た体型や好み、ライフスタイルへの理解を、次の買物につなげる狙いが見える。
開業20周年に向けた大規模リニューアルを進めるららぽーと横浜にとっても、採寸や相談を伴う滞在型の店舗は、物販フロアに新しい来店目的を加える存在になる。好調なカシヤマが郊外SCでもブランド名で顧客を呼べるか。横浜店は、オーダーメード市場で築いた勢いを総合的な衣料提案へ広げる重要な一店となる。以下、同社のプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
■「カシヤマ ららぽーと横浜店」 ショップインフォメーション
- 住所:〒224-0053神奈川県横浜市都筑区池辺町4035-1ららぽーと横浜2階
- アクセス:JR横浜線鴨井駅北口より徒歩7分
- 営業時間:平日 10:00 – 20:00 / 土日祝 10:00~21:00※休館日は施設に準じます。
- 売場面積:195.83㎡
- フィッティング:5室
- お問い合わせ先:045-931-1000
- 備考:混雑時はご予約いただいたお客さまを優先してご案内いたします。簡単便利な来店予約をご利用ください。オープン日までのお問い合わせ・予約キャンセルに関しては下記カスタマーサポートにて承ります。
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