VOLCAN&APHRODITEが心斎橋筋NORTH店 サブカル系を「探しに行く店」から「歩けば出会う店」へ
「地雷系」「サブカル系」「Y2K」などを扱うVOLCAN&APHRODITE(ヴォルカン アンド アフロダイティ)は2026年7月18日、大阪市中央区南船場に「心斎橋筋NORTH店」をオープンした。場所は心斎橋駅北側の心斎橋筋北商店街。人気商品を中心に幅広いジャンルを編集し、商品を見やすくしたシンプルな内装と、多言語対応スタッフを備える。
今回の出店で注目すべきは、店舗数ではなく、その配置である。同ブランドは心斎橋筋2丁目の心斎橋筋店、難波3丁目のなんば戎橋筋店、西心斎橋の三角公園前店を展開している。新店を加えると、心斎橋駅北側から心斎橋筋、アメリカ村、なんば駅前まで、性格の異なる主要動線に4店舗を置く形となった。
プレスリリースでは「同じ商店街に3店舗目」と表現されているが、NORTH店の心斎橋筋北商店街、既存店がある心斎橋筋商店街、戎橋筋商店街は、それぞれ別の商店街である。実態としては、心斎橋からなんばへ続く南北の商業動線を複数店で押さえる、ドミナントに近い出店と見るべきだろう。
新店は既存店の単純な複製でもない。ブランドの世界観を強く打ち出す店舗に対し、NORTH店は人気商品を厳選し、初めて訪れる客にも選びやすい売場を志向している。心斎橋北側は本町方面のオフィス街と繁華街を結ぶため、ファンだけでなく、買い物客、勤務者、観光客との偶発的な接点を増やせる。濃いファンを迎える店というより、ブランドへの入口を広げる店である。
心斎橋筋商店街では2025年4~6月の歩行者総通行量が約2626万人となり、前年同期比104.2%だった。調査対象はNORTH店前そのものではないが、心斎橋エリアの路面商業に人流が戻るなか、北側に新たな接点を設ける意味は大きい。
運営するAYURAは2009年創業。VOLCAN&APHRODITEをヤング層向けのジャンルレス業態として展開し、SHIBUYA109、HEP FIVE、福岡PARCOにも店舗を置く。これらの館内店では、若者ファッションを求める客の集積を利用できる。一方、心斎橋・なんばでは路面店を重ねることで、自ら街の中に接点をつくり、認知を面で広げようとしている。
サブカルファッションは、専門店や特定のフロアへ探しに行くものから、繁華街を歩けば何度も出会うカテゴリーへ変わりつつある。今回のNORTH店は、その変化を心斎橋の街路上に可視化する出店といえる。以下、同社のプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
店舗詳細
店舗名:VOLCAN&APHRODITE 心斎橋筋NORTH店
オープン日:7月18日(土)
住所:〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場3丁目5-21 SAKURA SHINSAIBASHI B.L.D 1F
電話番号:06-6926-8590
営業時間:11:00 〜 22:00
定休日:1月1日
FOR TENANT
商業施設への出店をお考えですか?
全国のショッピングセンター・商業施設への出店情報を無料で受け取れます。希望エリア・業態を登録するだけで、施設側からアプローチが届く仕組みです。
無料で出店希望を登録する →








