テナントニュース 日本初進出クッキー店
これまで多くの飲食業態が海外から日本に入ってきました。ドーナッツ、ハンバーガーそしてピザ。欧米やアジア世界中各地から美味しいものが日本に進出してきました。昔は商社がガイド役を担っていましたが、今や各企業が直接海外の企業と交渉して日本展開のライセンス契約を締結するようになりました。
この背景には各企業に英語が使える人材が増えたこと。同時に契約面でも英語が使え欧米法に熟知し、海外との契約に詳しい弁護士なども増えたことが背景にあると思われます。同時にそれ以上に各企業が意欲的に自ら海外の新業態を取り入れようと努力していることも背景にあるかもしれません。ただし、今回ご紹介するこの業態については背後で商社が動き契約をとりまとめたかどうかは定かではありません。
今回ご紹介するこの業態はクッキーの専門店の日本初進出になります。クッキー業態は既にステラおばさんのクッキーが日本全国で展開しています。同時にクッキーは各地元の洋菓子店がとても美味しいクッキーを焼いているということもあります。それを考えると既にある市場に海外のブランドを誘致する形になります。
そうなるとなかなか勝機はありませんが、今回この新業態を展開するのが自由が丘という特別な立地になります。自由が丘はスイーツ関連の施設があったり、もともと街自体の感度が高いのでこういった新しい業態で勝負ができるのかもしれません。同時にこの新業態は東急本体の新事業として展開されます。東急の中でも最も全面通行量が多い場所での勝負になるのかもしれません。そうなるとそう簡単に失敗することはありません。
この業態が今後どうなっていくのか良く見ていきたいところです。
以下、東京急行電鉄株式会社のPRから抜粋
12月13日(火)エトモ自由が丘にイギリス発クッキー専門店「Ben’s Cookies」日本第1号店開業!
当社は、12月13日(火)、東横線・大井町線自由が丘駅構内にあるエトモ自由が丘(以下、本施設)内に、イギリス発のクッキー専門店「Ben’s Cookies」(ベンズクッキー)の、日本第一号店となる常設店舗を開業します。
「Ben’s Cookies」は1984年にイギリスのオックスフォードに1号店を構えたクッキー専門店で、現在世界7か国(イギリス・NY・ドバイなど)で直営店を運営しています。店舗内において1枚1枚手作りで焼き上げるスタイルが人気で、保存料、添加物、着色料を使わず、しっとりとした食感が世界中で長く愛されています。
今回開業する店舗においても、イギリスの1号店と同様に店舗内に専用の厨房を設け、出来立ての手作りクッキーをその場で提供します。イギリスで人気の「ダークチョコレートクッキー」をはじめ、丸ごとマカダミアナッツが入った「ホワイトチョコレート&マカダミアクッキー」など、上質なベルギーのチョコレートをたっぷり使った全16種類のクッキーをご用意します。