サステナビリティとアウトレット
最近ちょくちょく見る新業態が在庫の廃棄問題をサステナビリティに紐づけ、アウトレット店を開業しましたという流れ。SDGs流行りもありアピールとしては正しいとは思うのですが無理にサステナビリティと紐付けなくてもいいかなあと思います。というのはサステナビリティを考えると適切な量を製造して、適切な量を販売して、適切な売上をあげることが最も望まれるからです。最大の在庫量で最大の売上をとり、最大の廃棄在庫を抱える時にアウトレットというものが生まれてくるので、その業態を開発に至るまでが全くもってサステイナブルではないことがあるんですよね。そもそもサステイナブル≠資本主義的なアプローチなのでなかなか、サステイナブルと資本主義的なアプローチの共存というのは難しいものがり、文脈としてサステイナブルというキーワードを使うことが実は危うかったりします。ある玩具メーカーの会長が株主総会でサステナビリティと玩具製造についての質問を受けた時のお答えが、的を得ていていて「一番環境にいいのは玩具ををつくらないことなんでしょうけどね。」というものでした。それの命題を乗り越えるために各企業今現在努力をされている状況なのかなとも思います。
とはいえども、消費予測が完璧にできるわけでもないので必ず在庫問題というのは発生します。今回ご紹介するのは株式会社エンドレスのアウトレット業態。株式会社エンドレスはアクセサリーパーツの卸売業態そして消費者向けのアクセサリーパーツの販売業態のパーツクラブ、アクセサリー業態のLUNA EARTH、AS modette 、ruinas eldia、sourireとパーツの状態から完成品までの販売と販売商品の形態と販売先そして販売場所で業態を変えて商品販売をされています。業態が多いということは在庫数も相当数あることが考えられます。そして今回、ruinas OUTLETとしてアウトレット業態の店舗を8月に2店舗OPENするとのこと。企業運営上なくてはいけない在庫処理の機能を店舗として最終販売場所として構えることは間違いない戦略かと思います。アウトレットで最終在庫が0に近づけられるような店舗運営、一番いいのはアウトレットまで商品が残らない店舗運営を展開されたらいいなあと思いながらプレスリリースを見ていました。以下、株式会社エンドレスのプレスリリースより引用。
1.出店場所
催事店舗
■ruinas OUTLET 東急青葉台駅■
日時: 2021年8月9日(月)~8月22日(日) ※期間限定
場所:神奈川県横浜市青葉区青葉台1-7-3 東急青葉台駅改札前イベントスペース
営業時間:11:00-20:00
※初日と最終日は営業時間が変更になる場合がございます。
※悪天候の場合、催事が中止になる場合がございます。■ruinas OUTLET 横浜ポルタ■
日時: 2021年8月13日(金)~11月21日(日) ※期間限定
場所:神奈川県横浜市西区高島2-16-B1 横浜駅東口地下街ポルタ
営業時間:10:00-20:00 ※7/22より時間短縮営業中2.店舗ロゴ