「ロイヤルガーデンカフェ」関西初進出!うめきたに新拠点、石窯導入で地域密着型ダイニングを展開
ロイヤルホールディングスが展開するカジュアルダイニング「ロイヤルガーデンカフェ」が関西初進出を果たす。「ロイヤルガーデンカフェうめきた」が、2025年3月21日、「グラングリーン大阪」南館にオープンする。
ロイヤルガーデンカフェは、サステナブルコミュニティをコンセプトに掲げ、地域のコミュニティの基盤となる店舗運営を目指している。これまで関東を中心に展開してきたが、今回の関西進出は、同ブランドにとって新たな挑戦となる。特に、うめきたエリアは大阪駅直結の再開発プロジェクト「グラングリーン大阪」の一角を占め、商業施設のみならず、公園やオフィス、住宅が一体となった新たな都市空間として注目を集める。その中で、ロイヤルガーデンカフェは、地域住民や観光客にとって「なくてはならない存在」となることを目指している。
今回の店舗では、ロイヤルガーデンカフェ初となる「石窯」を導入。フランス・タンレルミタージュ産のラルナージュ白土を用いた煉瓦を使用し、400~450度の高温で食材を焼き上げることで、旨味を閉じ込めることができる。この石窯を活かしたメニューとして、淡路玉ねぎの石窯焼きや、パスチャーフェッドの牛フィレ肉石窯焼きが提供される。高温調理による香ばしさとジューシーな仕上がりが特徴で、これまでのロイヤルガーデンカフェにはなかった新たな魅力となる。
また、地産地消の推進にも力を入れている。一部の食材には、関西近郊の農家から仕入れた新鮮な野菜を使用。特に京都丹波の「アグリ―ジョ」と提携し、地域農業の活性化にも貢献する。これにより、フードマイレージの削減や地元経済への貢献も期待される。
店内のデザインにもサステナビリティの視点が取り入れられている。テーブルには廃棄衣類をアップサイクルした「PANECO」、壁面や柱には卵の殻を再利用した「エッグウォール」を採用し、環境負荷を低減する工夫がなされている。このような取り組みは、うめきたエリア全体の環境配慮型都市開発の理念とも合致し、消費者に対するブランド価値の向上にも寄与する。
関西の飲食市場は、全国的にも個性的なカフェ文化が根付いており、外食に対する消費者のこだわりが強い地域だ。特に、シェアスタイルの食事や地元食材を活かしたメニューが好まれる傾向があり、ロイヤルガーデンカフェのハイティーセットや石窯料理は、こうした文化との親和性が高い。さらに、SNS映えするメニューや店内のデザインも相まって、新たな人気スポットとしてのポテンシャルを秘めている。
インバウンド需要にも対応し、ワインやクラフトビールなど40種類以上のドリンクメニューを用意。海外の食文化とも親和性が高いメニュー構成となっており、外国人観光客の利用も見込まれる。今後、英語メニューや多言語対応のサービスを強化することで、より幅広い層への訴求が可能となるだろう。
ロイヤルホールディングスは、これまで関東を中心にブランドを展開してきたが、今回の関西初進出により、全国展開への布石を打った形となる。グラングリーン大阪という関西の最新商業エリアで、ロイヤルガーデンカフェがどのように地域に根付いていくのか、その動向に注目が集まる。以下、同社のプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
■「ロイヤルガーデンカフェうめきた」概要
正式名称 : Royal Garden Cafe うめきた(ロイヤルガーデンカフェうめきた)
所 在 地 : 大阪府大阪市北区大深町 5-54 グラングリーン大阪 南館 2 階
T E L : 06-6375-6610
客 席 数 : 116 席
店舗面積 : 305.03 m2(92.27 坪)
営業時間 : <平日>11:00~23:00 (L.O.22:00) <土日・祝日>8:00~23:00(L.O.22:00)
運営会社 : ロイヤルコントラクトサービス株式会社 https://www.royal-contract-service.co.jp/
ロイヤルガーデンカフェ公式ホームページ : https://royal-gardencafe.com/
【参考】ロイヤルグループ店舗数 : https://www.royal-holdings.co.jp/co/group/storedata/