代官山Candy apple、イオンレイクタウンkazeに初上陸 本格りんご飴の新たな展開
日本最大級のショッピングモール「イオンレイクタウンkaze」に、本格りんご飴専門店「代官山Candy apple」が2025年3月28日にグランドオープンする。屋台スイーツとして親しまれてきたりんご飴が、近年専門店の登場によって進化を遂げ、スイーツ市場での存在感を高めている。
代官山Candy appleは、2018年に渋谷で日曜限定営業の店としてスタートした。その後、代官山に1号店をオープンし、ドラマのロケ地として注目を集めたことで知名度が急上昇。SNSを通じて口コミが広がり、多くのリピーターを生むブランドへと成長した。現在では大阪、福岡、韓国、ディズニーリゾートなど、全国27店舗を展開し、今回のイオンレイクタウン店で28店舗目となる。
りんご飴といえば、日本の祭り文化と深く結びついた屋台の定番スイーツだ。しかし、従来のりんご飴は「食べづらい」「飴が厚くて硬い」といった点が課題だった。これに対し、代官山Candy appleは厳選したブランドりんごを使用し、飴を極薄コーティングすることで、これまでにない「パリッ」とした食感と「シャキッ」とした果実のジューシーさを実現。飴の甘さとりんご本来の酸味が絶妙に調和し、食べ飽きることなく楽しめる味わいに仕上げている。
また、同店は「カットテイク」という斬新なスタイルを導入し、りんご飴を食べやすいサイズにカットして提供することで、食べ歩きの利便性を向上させた。このスタイルはSNSでも人気を博し、カットされたりんご飴がフォトジェニックなスイーツとして注目されている。カラフルなフルーツサンドやクロッフルなど、見た目の美しさが話題を呼ぶスイーツトレンドの中で、りんご飴もまた「映えるスイーツ」としてその地位を確立しつつある。
さらに、同店では使用するりんごを季節ごとに変え、その時期に最適な品種を全国から厳選している。りんごは「硬さ」「甘さ」「酸味」「香り」「果汁」のバランスが時期や産地によって異なるため、それぞれの特性を活かしながら飴のコーティングや加工方法を調整。これにより、一年を通じて最も美味しいりんご飴を提供できる体制を整えている。
イオンレイクタウンは、広大な敷地と多様なテナント構成を持つ国内最大級の商業施設であり、年間を通じて多くの来場者を集める。家族連れやカップル、買い物客が多く訪れることから、手軽に楽しめるスイーツの需要が高く、食べ歩き文化とも親和性が高い。近年、大型商業施設内ではスイーツ専門店の進出が相次ぎ、特にフルーツ系スイーツの人気が上昇している。代官山Candy appleの出店も、こうしたトレンドを反映したものであり、今後の展開が期待される。
伝統的な屋台スイーツから本格スイーツへと進化を遂げた代官山Candy apple。イオンレイクタウンでの新店舗オープンを機に、さらに多くの人々にその魅力が広がっていくことだろう。食感と味にこだわった本格りんご飴が、新たなスイーツトレンドを生み出すかもしれない。以下、新店情報と画像を株式会社MARUのプレスリリースから引用。
新店情報
オープン日:2025年3月28日(金)
住所:〒343-0828 埼玉県越谷市レイクタウン4丁目2−2イオンレイクタウンkaze3階
営業時間:10:00~21:00