髙木珈琲、ららぽーと和泉に出店 広域型SCの飲食フロアに“滞在型カフェ”を補強
株式会社サンパークが展開する「髙木珈琲」は、2026年5月13日、大阪府和泉市の「ららぽーと和泉」4階に「髙木珈琲 ららぽーと和泉店」をオープンする。国内14店舗目としての出店で、年間100万枚以上を提供するパンケーキと、店内焙煎によるオリジナルコーヒーを軸に、買い物の合間に立ち寄れるカフェ需要を取り込む。
ららぽーと和泉は、2014年10月に開業した広域集客型のショッピングセンターで、専門店数は約220店舗、駐車場台数は約3,400台を備える。阪和自動車道「岸和田和泉IC」に近く、車での来館を前提とした商業施設であり、周辺にはファミリー層を中心とした生活商圏が広がる。買い物、食事、レジャーをまとめて受け止める施設として、長時間滞在との相性が高い立地といえる。
今回の出店で注目したいのは、髙木珈琲が4階に入る点である。ららぽーと和泉の4階は、レストランやフードコート、サービス・カルチャー系の機能が集まるフロアで、館内の買い回り後に食事や休憩へ流れる導線を担う。そこにパンケーキと自家焙煎コーヒーを軸にしたカフェが加わることで、短時間の飲食だけでなく、買い物の前後に腰を落ち着けて過ごす滞在需要を受け止めやすくなる。
髙木珈琲は、大阪で展開するパンケーキカフェ「belle-ville pancake cafe」の姉妹店として生まれた自家焙煎コーヒーカフェである。パンケーキに合わせたオリジナルブレンドコーヒーのほか、店内で仕込む洋食メニューやテイクアウト商品もそろえる。単にコーヒーを飲む場所ではなく、パンケーキ、軽食、物販を組み合わせながら、家族連れやグループ、ひとり客まで受け止める“時間消費型”のカフェとして設計されている。
郊外型ショッピングセンターでは、カフェの役割が以前より広がっている。かつては買い物途中の休憩や食後の一杯が中心だったが、現在は、家族での来館、長時間滞在、施設内回遊を支える中間拠点としての意味が強い。とくに大型SCでは、アパレルや雑貨の買い回りだけでなく、子ども連れの休憩、友人同士の会話、食事時間帯を外した利用など、来館者の滞在理由を複数持たせることが重要になる。
その意味で、髙木珈琲の出店は、ららぽーと和泉の飲食構成に“喫茶と甘味の滞在性”を加える動きといえる。フードコートは短時間・高回転の食事需要に強く、レストラン街は食事目的を受け止める。一方、パンケーキと自家焙煎コーヒーを前面に出すカフェは、食事と休憩の中間にある需要を拾いやすい。買い物後に少し座る、子ども連れで甘味を楽しむ、友人同士で長めに過ごすといった使われ方が想定される。
髙木珈琲の出店先を見ると、生活圏型・郊外型・駅前型の商業施設内への展開が目立つ。今回のららぽーと和泉店も、その延長線上にある。ロードサイド単独店として広げるのではなく、商業施設の集客力と滞在導線の中で、パンケーキとコーヒーを目的化するモデルを広げている点に特徴がある。
ららぽーと和泉周辺では、ロードサイド型商業も含め、車でのまとめ買い・週末利用が成立しやすい商圏が形成されている。こうしたエリアでは、来館者は一店舗だけを目的にするのではなく、買い物、食事、休憩、家族の用事をまとめて済ませる傾向が強い。館内に滞在できるカフェが加わることは、施設全体の回遊時間を伸ばし、飲食フロアの利用シーンを広げることにつながる。
リリースでは「日常を少しだけ特別に」というブランドコンセプトが打ち出されているが、今回の出店地に照らすと、その言葉は郊外型SCとの相性がよい。日常的な買い物の中に、パンケーキや自家焙煎コーヒーを挟み込むことで、施設利用の満足度を高める。ららぽーと和泉にとっては、飲食フロアの選択肢を増やすだけでなく、買い物の前後に“もう少し滞在する理由”をつくる出店となる。以下、同社のプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
店舗概要
店名:髙木珈琲 ららぽーと和泉店
住所:大阪府和泉市あゆみ野4丁目4-7 ららぽーと和泉4F
営業時間:10:00~21:00 (Lo.20:30)
TEL:
定休日:施設に準ずるアクセス:
■泉北高速鉄道「和泉中央」駅より南海バス⑤番のりばより乗車「ららぽーと和泉前」にて降車
所要時間:約15分■JR阪和線「和泉府中」駅より南海バス①番のりばより乗車「和泉中央駅」経由で「ららぽーと和泉前」にて降車
所要時間:約30分
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