新しい業態の増加
まだコロナが始まる前から徐々に増加していた注目の業態がeスポーツ関連施設。業態の中でもいろいろ形が存在しており、月額利用料金制度の店舗や時間利用課金の業態が存在しています。しかし、まだ施設数は少なく有名なチェーンオペレーション店舗や全国展開している店舗も存在しておりません。全国展開する可能性があるのは漫画喫茶の内部業態での展開という状態です。
しかし、その市場としては株式会社KADOKAWAの調べによると2021年時点の調査で2024年に180億規模市場に、2021年株式会社日本能率協会総合研究所の調べによると2026年には500億規模市場になると発表がありました。eスポーツ市場はこれからまだまだ伸びる可能性がある市場とされながら、十分な投資がなされていない市場でもあります。eスポーツ拡大のためには施設数の拡大、試合数の増加などが必要になります。そのためにもやはりインフラとなる会場の拡大は避けられません。
今回株式会社KADOKAWAは自社が運営するところざわサクラタウンにeスポーツ専用新施設をOPENするとのこと。90平米のフロアに13台のハイエンドPC、大型モニターもあることから撮影スタジオ、イベント会場、トレーニングルームとしてもつかえるとのこと。業界のリーディングカンパニーが積極的に取り組むことで市場自体が拡大していきます。株式会社KADOKAWAをはじめ、業界のリーディングカンパニーの動きに注目です。以下、株式会社KADOKAWAのプレスリリースより施設概要と画像を引用。
■ところざわサクラタウン「FAV ZONE」(ファブゾーン)概要
開業日:2022年4月2日(土)
面積:88㎡
席数:13席(Contieaksゲーミングチェア、ゲーミングデスク)
設備:ハイエンドゲーミングPC(OMEN30L)、競技用デバイス(JBLヘッドセット・マイク)、98インチ大型モニター、配信/撮影機材、音響システム
住所:〒359-0023 埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 ところざわサクラタウン4階
FAV ZONEサイト:https://tokorozawa-sakuratown.com/favzone.html