尖ることで輝くMD
あらゆる商売の勝ち筋というものがあります。競争優位性を作り上げるためには特定のポジションで勝てるモノ・サービスを築くことにあります。持続的に拡大成長を続ける時にはそこからポジションをシフトしていく必要がありますが、持続維持することができる戦略は一点突破しつづけること。それはネット通販でもリアル店舗でも同じことです。しかし、それには一つの条件があります。そもそものマーケットの大きさです。今回ご紹介するのは株式会社ファイブグループのスパゲティーのパンチョがヨドバシカメラ横浜店に出店するというものですが、横浜は日本で2番めに大きな都市でJR横浜駅の乗降客数はJR東日本で新宿、池袋に次ぐ3位の乗降客数を誇る大きな駅です。基本的なマーケットが大きければ大きいほど尖ったMDの店舗は輝きます。
株式会社ファイブグループはナポリタンに特化したスパゲティーのパンチョを横浜で出店することで、周辺のナポリタン好きに支持される店舗に確実になっていくことであろうと思われます。でももし、これが小さい都市であればどうか?そもそものマーケットの規模が小さければどれだけ尖ってもそこから得られる売上の規模は小さい。尖ることで勝てる条件は足元の市場規模。尖っても市場規模が小さいとかかるコストは同じで売上が小さいので店舗自体を維持することができなくなります。しかし、足元の市場規模が巨大だと尖って専門特化すればするほど売上があがり、店舗の売上が安定し維持できる。今回のスパゲティーのパンチョのヨドバシカメラへの出店は成功するに違いありません。一度ヨドバシカメラ横浜のスパゲティーのパンチョには実際に行ってみたいと思いました。
以下、株式会社ファイブグループのプレスリリースより店舗イメージ画像と店舗概要を引用。
スパゲッティーのパンチョ ヨドバシ横浜店
オープン日:2021年9月20日(月)
※9月19日(日)11:30〜14:00(LO13:30)プレオープン予定住所:神奈川県横浜市西区北幸1-2-7 ヨドバシ横浜 B2F
TEL:045-548-3294
営業時間:11:00-23:00(LO22:30)※通常時
席数:22席※営業時間は「ヨドバシ横浜」の営業日・営業時間に準じて営業いたします。緊急事態宣言やまん延防止等重点措置により変動する可能性があります。