出店計画書の書き方3 仕入れチャネル
お店を出すということはマーチャンダイジング(商品)を揃えるということになります。飲食店ならばメニューを揃えるということになります。商品を揃える上で3つの重要なポイントがあります。それは、
- 仕入原価
- 価値がある商品
- 安定的な供給
それぞれ重要なポイントであり、同時にその店舗が持続的に成長できるか?持続的に維持できるか?という問題に関わってきます。例えば仕入原価が高いと販管費に費用をかけることができません。広告宣伝費、家賃、人件費を圧迫していきます。価値が無い商品だとそもそも販売することがままなりません。安定的な供給が受けられないとすると持続的に店舗を運営することができません。
逆に言えば、低い原価で価値がある商品を安定的に仕入れられる状況にある場合はそのお店が成功する可能性はぐんと高くなります。商業施設側はその点を注意深く見ています。いくら魅力的なコンセプトで魅力的な人間がやりたいと言って商業施設にアプローチしたとしても、ビジネスとして成功できないお店を出店させるわけにはいきません。
出店計画書を書く時にこの仕入れチャネルの問題に気がついたのであればそれはそれでラッキーです。まずは、仕入れチャネルを開拓し低い原価で魅力ある商品を持続的に仕入れる仕組みづくりを作ってからでも出店は遅くありません。商品仕入れチャネル開拓に関しても商業施設の賢人たち、商業施設ドットコムではサポートを行っております。仕入れに問題がある既存店舗のオーナーの方もお気兼ねなくご相談くださいませ。
文責:青田勝秀