ロードサイド店舗で大規模展開の予定店舗
幸楽苑といえばおなじみの黄色い看板に390円のインパクトあるサインですよね?あの幸楽苑が渋谷の外食事業投資を行う㈱ダイニングイノベーションと共同開発プロジェクトを立ち上げ。プロジェクトの概要は株式会社ダイニングイノベーションが展開するファスト焼き肉業態「焼肉ライク」を郊外に5年で300店舗展開を目指すというものです。
ファスト焼き肉という名前通りおひとりさまでもすばやく焼き肉を気軽に楽しめるという業態のようです。幸楽苑の開発能力から考えると5年300店舗は不可能ではないのではないかと思わされてしまいます。もちろん、不採算店の業態変更などもあるのだとはおもいますが硬直化した外食ロードサイド店舗を活気づかせた一つのきっかけは幸楽苑の快進撃にあったのではないかと思います。それを考えると一見むずかしそうなこの業態も成功するのではないかと思います。これからの㈱ダイニングイノベーションと株式会社幸楽苑ホールディングスの展開に期待です。以下、株式会社幸楽苑ホールディングスのプレスリリースより抜粋。
幸楽苑が焼肉ファストフード店『焼肉ライク』を展開。新業態展開で、更なる店舗ポートフォリオの最適化を目指す!
「焼肉ライク」郊外モデル共同開発プロジェクトを発足し、新しい焼肉の楽しみ方を全国に提案する
株式会社幸楽苑ホールディングス
12月26日(水)に、焼肉ファストフード店『焼肉ライク』を展開する株式会社ダイニングイノベーション(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:松宮秀丈※以下ダイニングイノベーション)と株式会社幸楽苑ホールディングス(本社:福島県郡山市、代表取締役社長:新井田昇※以下幸楽苑)は、フランチャイズ契約を締結しました。
より多くのお客様にファスト焼肉を楽しんで頂くために、ダイニングイノベーションは郊外を含めて全国に5年間で300店舗展開を目指し、『焼肉ライク』の郊外モデルを幸楽苑とともに開発していく共同プロジェクトを発足する運びとなりました。
『焼肉ライク』は、ファスト焼肉というまったく新しい焼肉の楽しみ方をお客様に提供しております。
幸楽苑においてもこの共同プロジェクトから、本業のらーめん事業においても、新しい楽しみ方をお客様に提案すべく研究して参ります。業態の垣根を超えて、お客様に「驚き」と「美味しさ」を提供できる施策につなげて参ります。
■「焼肉ライク」について
「焼肉ライク」1号店は2018年8月29日に新橋SL広場前にオープン。
今後5年以内に300店舗の展開を目指します。
1人1台の無煙ロースターを導入し、お客様のペースに合せて好きな部位を好きなだけ自由に楽しむことができるため、「1人では色々な部位を楽しめない」、「女性1人ではお店に入りにくい」、「時間がかかる」といった焼肉の常識を覆し、まったく新しい焼肉の楽しみ方を生み出した”焼肉ファストフード店”です。
■「幸楽苑」について
「幸楽苑」は、1954年に原点となる「味よし食堂」を福島県会津若松市に開業。
1967年に「幸楽苑」に改称し、らーめんとギョーザの専門店として半世紀以上、味にこだわり続け、美味しさと安心を提供してまいりました。
2018年からは「味の改革」「マーケティング手法の抜本的転換」「保有資産の活用と店舗ポートフォリオの最適化」「筋肉質な経営」の4つを柱に据えた『新幸楽苑』戦略を実施。6ヶ月連続で目標客数を上回り、2019年3月期には、売上高202億26百万円(前年同期比3.1%増)、営業利益9億9百万円(前年同期は△1億81百万円)を達成いたしました。また、年末年始の休業を決定するなど「働き方改革」にも着手しております。現在グループ全体では517店舗を展開しております。