MO-MO-PARADISE、秋葉原に初出店──グローバル対応型の和食鍋業態でインバウンド需要に応答
食とエンターテインメントの街・秋葉原に、新たなグローバル和食体験の場が誕生する。株式会社ワンダーテーブルが運営するしゃぶしゃぶ・すき焼き専門店「MO-MO-PARADISE(モーモーパラダイス)」が、JR秋葉原駅前「アキバ・トリム」6階にて2025年8月29日(金)に新店舗を開業する。国内外で展開を続ける本ブランドにとって、秋葉原エリアは初の出店地となる。
MO-MO-PARADISEは1993年に東京で誕生し、国内に加えアジアやアメリカでも展開されている。グローバルな事業基盤を背景に、日本の鍋文化を「しゃぶしゃぶ」「すき焼き」という二大様式で発信し続けてきた。今回の秋葉原店は、そうした国際展開の一貫でありながら、訪日観光客に向けた“本場の味”と“本物の空間”を提供する、日本再発信の拠点とも位置付けられる。
出店地である「アキバ・トリム」は、秋葉原駅中央改札から徒歩1分、つくばエクスプレスA1出口直結という好立地にあり、日常利用者だけでなく観光・ビジネスの交差点として機能している。近年では訪日客の滞在時間の長期化にともない、和食を「体験」として求める傾向が強まっており、MO-MO-PARADISEのような“体験価値の高い食空間”に注目が集まっている。
同店では、厳選された牛肉や豚肉、新鮮な国産野菜を用いた食べ放題形式のメニューを主軸に展開する。しゃぶしゃぶには特製の出汁、すき焼きには芳醇な割り下を用い、誰もが馴染みやすい味わいでありながらも、日本食としての本質を体現する仕立てとなっている。食後にはデザートやドリンクバーも充実させ、滞在満足度の高いサービス設計がなされている点も注目だ。
空間演出にもこだわり、白と黒を基調にした落ち着いたインテリアで構成されており、団体客や家族連れはもちろん、観光客にとっても安心して利用できる仕様となっている。全120席の規模は、ピーク時の集客を見据えた受け皿として十分な設計であり、今後の周辺ホテルやオフィスビルからの流入も期待される。
また、運営会社のワンダーテーブルは、近年「鍋ぞう」ブランドをMO-MO-PARADISEに統一することで、ブランドの明確化とグローバル戦略を強化している。今回の秋葉原店出店は、同社が掲げる“日本食の世界発信”と“インバウンド強化”という両軸の交差点に位置しており、都市型和食業態のひとつの到達点ともいえる。
インバウンド需要の回復が進むなか、都市型商業施設においても「言語対応」や「多様な嗜好への対応」といった“もてなしの機能”が新たな競争力となっている。MO-MO-PARADISE秋葉原店は、単なるレストランを超えた「日本の食文化発信拠点」として、商業施設の価値向上に寄与する存在となるだろう。以下、株式会社ワンダーテーブルのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
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MO-MO-PARADISE 秋葉原店 概要
店舗名: MO-MO-PARADISE 秋葉原店
グランドオープン: 2025年8月29日(金)
所在地: 東京都千代田区神田佐久間町1-6-5 アキバ・トリム 6F
電話番号:050-1721-9010
アクセス: つくばエクスプレス「秋葉原駅」A1出口直結 / JR 秋葉原駅 中央改札より徒歩1分
営業時間: 11:00~15:00(L.O.14:30) 17:00~22:30(L.O.22:00)
席数: 120席
提供メニュー: しゃぶしゃぶ・すき焼き食べ放題、各種ドリンク、デザート
ウェブサイト: https://mo-mo-paradise.com/pages/shop-list/akihabara