商業施設業界に新風を吹き込む塗装相談窓口『コノイロ』が2号店をオープン。西武東戸塚S.C.に進出し、顧客との接点を拡大
塗装業界に新たな風を吹き込む取り組みとして注目を集めている『コノイロ』が、2号店となる西武東戸塚S.C.店(神奈川県横浜市戸塚区)を8月10日にグランドオープンした。運営するコノイロホールディングス株式会社(東京都新宿区)は、神奈川県と東京都を中心に塗装・リフォーム事業を展開している企業だ。
『コノイロ』は、従来の塗装業界では解決が難しかった「塗装について何を知っておけばいいのか分からない」「どこに相談したらいいのか分からない」といった消費者の悩みに特化した、来店型の相談窓口として注目を集めている。これまで、インターネットやクチコミ、既存の取引関係などで業者を選んでいた消費者に対し、商業施設内に相談窓口を設けることで、より身近で気軽に立ち寄れる場所を提供している。
『コノイロ』の強みは、即時相談が可能で、顔の見える担当者がいる安心感にある。2023年9月にイーアス高尾(東京都八王子市)に1号店をオープンして以来、適切なアドバイザーの存在が「塗装について何も分からない」という消費者の不安を大きく軽減してきた。同社が実施した満足度調査によると、施工後のアンケートでは次回の工事でも『コノイロ』との関係を継続したいと回答した顧客が100%に達している。
この独自のビジネスモデルと高い顧客満足度が評価され、商業施設側からも注目を集めている。その結果、各地域の商業施設への出店が可能となり、今回の西武東戸塚S.C.店のオープンにつながった。
『コノイロ』は、単なる塗装相談窓口にとどまらず、地域に根ざした存在となることを目指している。「この街のコノイロ」と認知されるよう、顧客との関係構築を重視した店舗展開を進めている。
さらに、『コノイロ』の新しい取り組みは、商業施設業界にも新たな可能性をもたらしている。従来、塗装業界と商業施設との接点は限られていたが、『コノイロ』の登場により、新たな顧客層の開拓や施設の多様化につながる可能性が出てきた。
西武東戸塚S.C.店のオープンを記念し、JR東日本とのコラボレーション企画として、おしごと体験学習イベント「ことむすび」を8月15日、16日に開催する。このイベントでは、塗装クイズや壁塗り体験などを通じて、地域の家族連れに塗装の世界を体験してもらう機会を提供する。このような取り組みは、単に塗装業界の認知度向上だけでなく、商業施設としての集客力向上や地域貢献にもつながる新たな試みとして注目される。
『コノイロ』の展開は、塗装業界と商業施設業界の双方に新たな可能性をもたらしている。消費者にとってはより身近で安心できる塗装相談の場が提供され、商業施設側にとっては新たな顧客層の開拓や施設の多様化につながる。今後の『コノイロ』の展開が、両業界にどのような影響を与えていくのか、注目が集まっている。以下、コノイロホールディングス株式会社のプレスリリースから画像を引用。