世界初のセサミストリートオフィシャルストアが東京・池袋でオープン:教育とエンターテインメントが交錯する新たなショッピング体験
世界的なキャラクターコンテンツで日本にも進出している知的所有権ビジネスといえば最も著名なのがディズニーがあげられます。でもその他のコンテンツで日本進出して成功した知的所有権ビジネス、キャラクタービジネスってあるでしょうか?チャールズ・M・シュルツが生涯かけて書き続けたピーナッツ、日本ではスヌーピーなんかもあげられるのかもしれません。最近で言えば、ハリーポッターなどが成功していますね。でもハリーポッターよりずっと前にアメリカから日本に進出して大成功はおさめてはいないものの、認知度の高いキャラクターはいます。セサミストリートです。セサミストリートはセサミワークショップというNPOによって運営をされています。
セサミワークショップは1968年に設立され、『セサミストリート』などの教育番組を制作。初めての会長兼CEOはジョーン・ガンツ・クーニーで、彼女の提案によりテレビが教育手段として活用されました。1970年代からは幼児教育に焦点を当て、1980年代以降は多言語対応や特定の社会問題に対応した番組も作成。1990年にクーニーが退任後、組織はいくつかの財政調整を行い、1998年に初めて企業から資金を受けました。2000年に「セサミワークショップ」に改名し、その後もデジタル技術を活用し、新たな資金調達手段を探求。近年では、HBOやAppleとの契約を通じて新たな収益源を開拓し、2019年には総運営費が1億ドルを超える規模に成長しています。
そのセサミストリートの店舗が世界初進出を日本でおこなうとのこと。東京・池袋の大型複合施設、サンシャインシティ内の専門店街アルパに、11月30日(木)に世界で唯一のセサミストリートオフィシャルストア「SESAME STREET MARKET(セサミストリートマーケット)」がオープンします。
この店のコンセプトは「Discover Sesame Street World」。『セサミストリート』の教育的な価値とエンターテインメントを融合させ、未知の世界や新しい発見に対する好奇心を刺激する空間が展開されます。店内はワークショップ、物販、カフェの3つの業態で構成されています。
購買体験だけでなく、カフェでのくつろぎや、ワークショップを通じての感性育成まで提供するこの場所は、訪れるすべての人々に笑顔と新しい発見をもたらすことでしょう。
この新店舗は専門店街アルパ1Fに位置し、来場者は独自のセサミストリート体験を楽しむことができます。この冬、新たなショッピングと学びの場として注目されるでしょう。以下、株式会社サンシャインシティのプレスリリースから画像を引用。