インバウンド対応 日本伝統文化を再デザインするコンセプトショップの誕生
GINZA SIX出店店舗のプレスリリースが続々と発表されています。今回ご紹介するのは中でもちょっと風変わりな店舗のプレスリリースからです。企業ブランディングや広告制作を主要事業として取り組まれている株式会社ドラフトが今回日本の伝統文化にフォーカスしたコンセプトショップを出店されます。
株式会社ドラフトは以前から品川エキュートで独特の世界観を持つ雑貨店舗を展開されていました。デザインを大切にする商品構成でエキュートの中でも独特の存在感を持つお店です。デザイン会社が運営されているので納得ですが、今回は日本の伝統文化を株式会社ドラフトのデザインで切り取った形のプロダクトデザインショップとでも言うべきの店舗になるのでしょうか?
GINZA SIXはアジアNO1のラグジュアリー商業施設でありながら、日本NO1のインバウンド商業施設を目指されているようにおもえますので、今回の株式会社ドラフトの挑戦はGINZA SIXのコンセプトにピッタリあっている店舗になると思います。インバウンドでいらっしゃった海外のお客様が今の日本の伝統文化を見て、触れ、購入するそんなお店になるのではないかと思います。
是非この業態のPOPUPショップを浅草やスカイツリーでも展開していただければと思います。
D-BROS銀座店がインバウンド需要に向けた新しいカタチを提示し、日本の伝統文化周りの商業を活性化していただければと思いました。
以下、株式会社ドラフトのプレスリリースより抜粋。
2017年4月20日(木)「D−BROS 銀座店」が東京・銀座『GINZA SIX』にオープン!日本の伝統文化をテーマにした新作コレクションを発表!
2017年4月20日(木)、プロダクトブランドD-BROSの新しいコンセプトショップ「D−BROS 銀座店」が東京・銀座『GINZA SIX』にオープン。日本の伝統文化をテーマにした新作コレクションを9シリーズ55アイテムを発表します。
企業ブランディング、広告制作を主とするデザイン会社、株式会社ドラフト(本社:東京渋谷区東、代表:宮田識)が展開するプロダクトブランドD-BROS(ディーブロス)は、2017年4月20日(木)、東京・銀座に新たに開業する商業施設『GINZA SIX』4Fに「D-BROS銀座店」をオープンします。
D-BROSは、グラフィックデザイナーならではのアイデアで、インテリアツールやテーブルウェアなど、ユニークなデザインプロダクトを展開してきました。このたびオープンする「D-BROS 銀座店」は、日本の伝統文化をテーマに展開する新しいコンセプトショップです。
<店舗コンセプト>
店舗デザインは日本の伝統的な建築様式である木組みや継手を取り入れ、日本の伝統技術を伝える空間を作り上げました。日本の伝統技術の素晴らしさとその文化をデザインを通して再構築し、銀座から世界に提案する新しいD-BROSの発信拠点として、日本の魅力やこれからのデザインの可能性を感じていただく場を目指していきます。<店舗概要>
店舗名:D-BROS
住所:東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX4F
電話:03-6263-9958 (4/20〜開通)
売り場面積:49.77平方メートル(15.05坪)
オープン:2017年4月20日(木)
営業時間:10:30〜20:30
D-BROSホームページ:d-bros.jp
D-BROSオンラインショップ:db-shop.jp
<新作ラインナップ>9シリーズ55アイテム
1. KAMON 家紋本(2種)
2. KAMON 風呂敷 (16種)
3. KAMON ハンカチ(5種)
4. KAMON 扇子(6種)
5. BENTO お弁当箱(6種)
6. HASHI 箸(6種)
7. BUNKOBAKO文庫箱(2種)
8. フラワーベース(6種)
9. ミラーカップ&ソーサー(6種)
■グラフィックデザインの視点から作った日本の伝統工芸
「プロダクトを通して、ものづくりの背景にある日本の伝統文化や技術を伝えたい」という思いから、D-BROS銀座店では銀座店独自の新たな試みとして、昔より培われてきた日本の優れた伝統技術とD-BROSのグラフィックデザインを活かしたコレクションを提案します。
ファーストコレクションとして、日本のグラフィックデザインの原点ともいえる“家紋”に着目し、そのミニマルで象徴的な形を現代のグラフィックデザインの視点から捉えたシリーズ「KAMON」と、日本人の食文化と美意識がつまった“お弁当”に新たなアイデアを加えて提案するシリーズ「BENTO」など、9シリーズ55アイテムをD-BROS銀座店のオープンとともに発表いたします。■グラフィックデザインとしての家紋 限定50冊の家紋本を発表
シンプルで美しい家紋をモチーフとした風呂敷や扇子など、日々の暮らしに寄り添うアイテムを提案する「KAMON」シリーズ。その象徴的なアイテムとして、現存する約2万点の家紋の中からD-BROSがセレクトした350点を収録した家紋本を製作しました。
本の紙には和紙発祥の地、福井の「越前和紙」、製本には和本の伝統的な製本技術「康煕(こうき)綴じ」を採用するなど、優れた職人の手仕事によって日本の伝統技術が詰まった家紋本に仕上がりました。
商品名:KAMON 家紋本 特装版 販売価格:¥500,000(税抜)
■日本の食文化と美意識がつまった「BENTO」。茶筒をヒントに生まれた銅製のお弁当箱
海外では「BENTO」と呼ばれ、日本食と並んで注目されている日本のお弁当というアイテムを通して、いろいろな食材をバランスよく楽しむ日本の食文化と食事にも季節や彩りを取り入れる日本文化の心を届けます。
茶筒の精密な構造からアイデアを得て生まれたお弁当箱は、今まで誰もが挑戦し得なかったへら絞りの精密な技術を駆使し、真空状態を生み出す気密性を実現しました。商品名:BENTO お弁当箱
販売価格:¥27,000(税抜)〜■オープンを記念した限定商品、本漆の文庫箱を発売。
オープンを記念して、日本を代表する伝統工芸の漆を贅沢に使用した文庫箱を数量限定販売いたします。
箱本体から蓋の絵付けま で、すべて職人の手作業による漆塗りで仕 上げられた贅沢な漆器。かぶせ蓋には日本の風情ある美しい風景をテーマにしたグラフィックデザインを施し、現代の新しい伝統工芸品を提案します。商品名:BUNKOBAKO 漆器
販売価格:¥150,000(税抜)
■人気プロダクトの新作をオープンに合わせて発表。
2003年からのロングセラー商品、折りたためるビニール製の花瓶「フラワーベース」や、鏡面カップにソーサーの美しいグラフィックが並ぶ「ミラーカップ&ソーサー」などD-BROSの人気商品の新作を「D-BROS銀座店」のオープンに合わせて発表いたします。