復活なるか?!アルパーク | 商業施設ニュース
広島の商業施設といえば元々、広島本通商店街がメインでした。アーケード街でさまざまな専門店が並ぶ広島の商業の核といっても良い商店街でした。ちょっと外れた場所にまだSPAを始める前のユニクロが出店していたり、活気がある場所でした。その後、西区に巨大商業施設のアルパークが出来てから人流がかわりアルパークが商業の中心地になっていきました。しかしながら、商業施設開発の火蓋がアルパークの開業と共に切って落とされた形となっていくことになった。
広島本通商店街にパルコ、府中にイオンモール、株式会社イズミのLECT、イオンのTHE OUTLETS HIROSHIMA、広島駅前のekieと数年おきに商業施設が乱立していき、まさにオーバーストア化した街の手本のような街と化していきました。そんな中で最も古い大型商業施設のアルパークは2019年に大和ハウス工業株式会社が三井不動産株式会社から取得。その後テナント入れ替え、リニューアルを重ねてきました。2022年4月に未着手だった建屋のリニューアルの全貌が確定したとのこと。
これだけオーバーストア気味の広島ですから相当尖った店舗に出店してもらわない限り、アルパークのポジションがとれず衰退することになります。今回のリニューアルは今後のアルパークを占う上で非常に重要なポイントとなる一大事。どんなテナントが入店するのでしょうか?
今回のアルパークのリニューアルの目玉は
1.無印良品 世界最大の無印良品約6,100㎡を超える売り場面積
2.フレスタ フレスタ最大級の品ぞろえのスーパーマーケット
3.アルペンアウトドア 50周年のアルペンが本業態で広島初出店
などのように中国地方・広島初出店の店舗が揃うとのこと。このリニューアルでアルパークが広島にアルパークあり!と名を轟かす存在になるか?衰退していくか?大勝負のリニューアルとなるのではないでしょうか?今後の展開に注目です。以下、大和ハウス工業株式会社のプレスリリースから画像と概要を引用。
■施設概要
名称:「ALPARK(アルパーク)」
所在地:
西棟:広島県広島市井口明神1丁目10-133他
東棟:広島県広島市草津新町2丁目9-75他
交通:JR「新井口駅」より徒歩3分
構造:
西棟:鉄筋コンクリート地上6階 地下2階建て
東棟:鉄骨鉄筋コンクリート造地上10階 地下2階建て
延床面積:約162,885㎡(西棟:79,537㎡、東棟:83,338㎡)
店舗面積予定:59,396㎡(西棟:28,563㎡、東棟:30,833㎡)
店舗数:約140店舗(西棟:約20店舗、東棟:約120店舗)
駐車台数:1,856台(西棟969台、東棟887台)
運営管理:大和ハウスリアルティマネジメント株式会社
リニューアルオープン:西棟:2022年4月下旬リニューアルオープン(予定)※東棟は営業しています。
営業時間:
物販店舗 10:00~20:00まで(一部店舗は除く)
グルメ&フード 18:00~23:00まで(一部店舗は除く)
※コロナウイルス感染症拡大の影響により営業時間が異なる場合があります。