百貨店も大切にするハンドメイドムーブメント
小田急百貨店がハンドメイドのクリエイターの商品を編集型店舗で販売開始するとのこと。ハンドメイドはここ数年、スマホアプリの成長を背景に市場拡大しています。様々なカテゴリでハンドメイド作家は素晴らしい商品を製造しています。年々数が増え、なかなか良いクリエイターを見つけることが難しくなりつつある状況で今回、百貨店が百貨店の目利きで商品を選んでいるというところが注目するべき点かと思います。百貨店だからできることを小田急百貨店は行われているのではないかと思います。これからの同社のハンドメイド作家とのコラボレーションに注目していきたいと思います。以下、株式会社小田急百貨店のプレスリリースから抜粋。
小田急百貨店新宿店に、自主編集ショップがオープン!
日本人クリエイターの感性に出会える『creatorie(クリエタリエ)』と、日本人ハンドメイド作家のアクセサリーを集める『Beppin Deco(ベッピンデコ)』
株式会社小田急百貨店(本社:東京都新宿区、社長:樋本達夫)では、このたび、『creatorie(クリエタリエ)』と『Beppin Deco(ベッピンデコ)』の2つの自主編集ショップを新宿店に開設します。両ショップともに小型店として外部への出店を計画しています。
『creatorie』は、繊細で大人心をくすぐる日本人クリエイターの感性に出会えるセレクトショップで、8月23日(金)、本館4階にオープンします。本ショップは、本館2階サンドリーズ・アレーのインキュベート(育成)スペースで展開中の『at/7o(アトリエナナマル)』を移設リニューアルするもので、品のある自然体を大事にする30~40代女性をターゲットに、アクセサリー・服飾雑貨・アパレルを中心に高感度なブランドを編集します。期間限定ブランドを紹介するイベントスペースも設置し、クリエイターの来店イベントなども実施します。
『Beppin Deco』は、日本人ハンドメイド作家が作る大人かわいいハンドメイドアクセサリーを集めるショップで、8月28日(水)、本館2階サンドリーズ・アレーのインキュベートスペースに新規オープンします。手頃な価格のピアスやイヤリングを中心に、一部のブランドを入れ替えながら常時20~25ブランドを取り揃えます。20~30代女性を主要ターゲットに、作家のファンやプチギフトを探す男性なども取り込んでまいります。
当社では、新たな顧客接点の創出と収益力向上を目指して小型店ビジネスを推進し、これまで、外部へのトライアル出店やオンラインストアの開設などの取り組みを行ってきました。
今般開設する自主編集ショップは、いずれも日本人が手掛ける「安心感」や「こだわり」のある商品の提供によりインバウンド需要にも対応するとともに、お客さまの消費スタイルやニーズに応える小型店として外部出店を推進することで、事業領域の拡大と、さらなる収益拡大を図ってまいります。
『creatorie』と『Beppin Deco』の概要は、次のとおりです。
■creatorie(クリエタリエ)
オープン日:2019年8月23日(金)
場所:新宿店本館4階
売場面積:48㎡
展開商品:アクセサリー、服飾雑貨、アパレル、リビング雑貨、シーズン雑貨
<コンセプト>
繊細で大人心をくすぐる日本人クリエイターの感性に出会えるセレクトショップ。
<店名の由来>
日本人クリエイターの様々なブランドが集まるショップを「シェアハウス=家」に例え、「CREATOR(クリエイター)」と「IE(家)」を組み合わせて名付けました。
<ブランド(一例)>
・「XSORI(エクセソリ)」・・・上品さと個性が光る天然石ジュエリーブランド
・「HOASHIYUSUKE(ホアシユウスケ)」・・・動物や植物をモチーフにしたシルバーアクセサリーブランド
・「LA COLLETE(ラ・コルテ)」・・・京都生まれのつけ襟専門ブランド
・「C-brain(シーブレーン)」・・・金沢生まれの手作り腕時計ブランド
・「charm(チャーム)」・・・国内外のオリジナル生地を使用したバッグブランド
・「mannine(マンナイン)」・・・日本人デザイナー岸本万里氏によるテキスタイルブランド
・「mino(ミノ)」・・・新潟県五泉市生まれのニットポンチョブランド
■Beppin Deco(ベッピンデコ)
オープン日:2019年8月28日(水)
場所:新宿店本館2階サンドリーズ・アレー
売場面積:32㎡
展開商品:アクセサリー(ピアス・イヤリング・ヘアアクセ・ネックレスなど)、服飾雑貨
中心価格帯:2,000円~5,000円
<コンセプト>
つい手に取りたくなる、自分だけのお気に入りが見つかる大人かわいいハンドメイドアクセサリーショップ。
<店名の由来>
ハンドメイド製作を行う日本人作家の和の精神と、洋の装飾品であるアクセサリーの取り合わせから「和洋折衷」をイメージ。美人を表す古くからの表現「別品(べっぴん)」と、和洋折衷の建築に多く用いられたアール・デコ、デコレーションの「デコ」を組み合わせて名付けました。
<ブランド(一例)>
「fleurlia(フルーリア)」「福村硝子(フクムラガラス)」「CO ONICO(コオニコ)」
「cocochi(ココチ)」「coron(コロン)」「macarocaron(マカロカロン)」
「porupotoruko(ポルポトルコ)」「marumi03 (マルミゼロサン)」「地下3階(チカサンカイ)」