富澤商店、高槻阪急スクエアに初出店 北摂エリアで“つくる楽しみ”を広げる新拠点
創業106年を迎える製菓・製パン材料専門店の富澤商店が、2025年11月10日(月)、高槻市の大型商業施設「高槻阪急スクエア」地下1階に新店舗を開設する。高槻市内では初出店となり、北摂地域への拠点展開として注目される。
富澤商店は、製菓・製パン材料を中心にスパイス、乾物、豆、ラッピング資材など約1万点のアイテムを扱い、全国の百貨店や駅ビル、ショッピングセンターに店舗を展開している。実店舗とECサイトを併用したハイブリッド運営を特徴とし、公式オンラインショップの会員数は85万人を超える。専門性の高さと日常に溶け込む品ぞろえで、プロから一般ユーザーまで幅広い層に支持されている。
出店先となる高槻阪急スクエアは、JR高槻駅直結の好立地に位置する“デパートメントモール”で、阪急阪神百貨店とイズミヤの複合運営により、上質さと利便性を兼ね備えた商業施設として知られる。地下1階の食品ゾーンは全国の銘菓やこだわり食材が集まり、地域密着型のテナント構成が特徴。今回の富澤商店出店により、食文化と手づくり文化の融合が一層進む構成となる。
北摂エリアは、教育・文化のバランスが取れた住宅地として知られ、家庭志向・ハンドメイド志向の高い層が多い。富澤商店はこれまで関西圏で阪急うめだ本店、神戸阪急、京都伊勢丹などに出店してきたが、高槻はその中間地点にあたり、沿線ドミナントの観点からも戦略的な立地といえる。駅直結という利便性と、食品売場内という親和性の高さを活かし、“日常の中で気軽に立ち寄れる専門店”としてのポジションを確立する狙いがある。
同店では約2,800点の商品を取り揃え、製菓・製パン材料のほか、豆菓子やペースト類など、ギフトにも使えるアイテムを展開する。北摂地域の住民にとって、これまでオンライン中心だった購入体験をリアル店舗で楽しめる点も大きな魅力となる。
富澤商店は2025年に入り、イオンモール福岡やラスカ茅ヶ崎など各地で出店を続けており、関西圏・首都圏ともに出店の裾野を広げている。食を通じたコミュニティ形成や親子向けイベントにも積極的で、今回の高槻阪急スクエア店も「つくる喜びを共有する場」としての展開が期待される。北摂エリアに新たな手づくり文化の拠点が加わることで、地域商業の活性化にも寄与しそうだ。以下、株式会社富澤商店のプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
■富澤商店 高槻阪急スクエア店の概要
店名 富澤商店 高槻阪急スクエア店 オープン日 2025年11月10日(月)10:00~ 営業時間 10:00~20:00 住所 〒569-1196 大阪府高槻市白梅町4番1号 地下1階 電話番号 072-691-5805 区画スペース 85.73㎡(25.93坪) 商品点数 約2,800点 


 
																			 
																			 
																			

