出店計画書の書き方4 商品マーチャンダイジング
売りたいものを揃えるだけでは駄目なのがマーチャンダイジング。魅力的な商品群を揃えることでそのお店の世界観を表すのがマーチャンダイジングです。例えばビレッジヴァンガードやチャイハネなどがマーチャンダイジングでファサード部分から店内まで自社の揃える商品でお店の雰囲気作りからサービスまでつくりあげている良い例にあたると思います。
内装はいわば骨組み、そこに商品という肉がついて初めて店舗が成り立ちます。商品マーチャンダイジングは店舗の肉付けという位置づけになります。他店にはない、オリジナリティあふれる商品展開でそのお店のカラーを打ち出すことができますので、品揃えには細心の注意を払いたい項目に成ります。
商業施設によっては出店時に商品マーチャンダイジングをリスト化しどの商品が何%あるのかを提出させるデベロッパーもいらっしゃいます。というのも、他の店舗との商品マーチャンダイジングのバッティングを避けるために実施されています。ここでおわかりいただけるように、先行して出店している店舗は商品マーチャンダイジングで優位な立場にたちます。後発で出店していく店舗は品揃えが自然と難しくなっていきます。
出店計画書ではどのような商品を取り扱うのかその品目とビジュアルがわかる形で記載をするほうが望ましいです。可能な限り画像を盛り込んでデベロッパーが見た時にわかりやすいものをつくるようにしましょう。商業施設ドットコムでは出店計画書の作成サポートも行っております。どういうサービスか気になるという方は是非ご確認くださいませ。