出店計画書の書き方1 はじめにの書き方
店舗を出店する上でまず大切になるのは出店計画書を書くこと。出店したいです。こんなのやりたいんです。って誰かに話しても、話された相手はその話を社内で説明しなければいけません。そうなると話された相手が社内で説明しやすくなる資料が必要になります。相手が銀行であろうとも、商業施設デベロッパーであろうともそこは変わりません。
出店計画の中身については
1.はじめに
2.コンセプト
3.仕入れチャネル
4.商品MD
5.顧客ターゲット
6.ポジショニング
7.店舗イメージ
8.店舗展開計画
大雑把に捉えても8項目程度あります。今回ははじめにの書き方について説明をいたします。はじめにというのは挨拶でもあり、市場に対してどうアプローチするのか?なぜその事業をするのか?という説明の部分になります。説明の部分でもありながら、なぜその人がその事業をしなければいけないのか?という部分がもっとも大切な部分になります。
出資資料も同じですが、デベロッパーは成功要因の重要な因子として誰がやるのかを見ています。過去に事業経験があることや、小売の経験がある人などのように、成功ができそうな人が計画を実行する場合はそこにちゃんと記載するべきです。もし、ご自身の経験がないのであれば、一緒に計画を実行する人の経験を記載するべきです。誰も経験がないのであれば、知識や想いそして情熱などを整理して記載するべきです。
はじめには出店計画の1ページめですが、この1ページを見て次のページをめくるか?やめるか?大きな意味を含める1ページになります。慎重に且つ明快な説明が必要になります。
文責:青田勝秀