西武鉄道御足元の所沢の商業どうなるか?
もともと西武鉄道が運営していた所沢ステーションビルが2018年2月25日をもって閉館し、その跡地をグランエミオ所沢としてテラスモールシリーズを展開する住友商事グループが開発をすすめています。住友商事グループはテラスモール湘南で高い評価を得て、テラスモール松戸を昨年OPENさせて勢いにのっておられます。その彼らが手掛ける商業施設で所沢がどうなっていくのか必見です。所沢というベッドタウンであり乗り換え地点という特異な特性がありますのでこれまでのテラスモールで培ったMD構成の経験が活かされるわけではなく、テラスモールで培った地域住民の皆様に愛される商業施設開発が試されることになりそうです。
そういった背景を受け、今回キーテナントが公開されましたがそれぞれハレノヒのMDというよりも日常使いのMDであったり、日々のちょっとした贅沢のMDであったりと所沢市民に愛される商業施設になりそうな予感です。今後の所沢の商業に注目です。以下、住友商事株式会社のプレスリリースより抜粋。
2020年9月上旬開業「グランエミオ所沢」第Ⅱ期 核店舗9店舗が決定
西武ライオンズがプロデュースするビュッフェレストラン(日本初出店)など、沿線・市内初となる話題の店舗の出店が続々
住友商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員CEO:兵頭 誠之)と住商アーバン開発株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:羽鳥貴弘)(以下、両社を総称して「住友商事グループ」)は、2020年9月上旬開業予定の「グランエミオ所沢」(埼玉県所沢市、西武鉄道所沢駅)第Ⅱ期の開発を推進しており、このたび核となる9店舗の出店が決定しました。
グランエミオ所沢は、西武鉄道沿線のランドマークを目指し開発した所沢駅直結の商業施設です。第Ⅰ期は、2018年3月に東口駅ビルとしてオープンし、アパレル・ファッション、食物販など個性豊かな77店舗が出店しています。新たに開業する第Ⅱ期では、約50店舗が出店予定です。出店が決定した9店舗は、西武ライオンズとして初の公認レストラン/日本初出店で、大型スクリーンで野球観戦を楽しみながら素材にこだわった料理を楽しめる「LIONS BUFFET BIG DINING」、カフェを併設した「TSUTAYA BOOKSTORE」をはじめ、沿線・市内初出店を中心に、ライフスタイルを彩るバラエティ豊かな構成となっています。物販では、伊勢丹発の国内外ラグジュアリーコスメのセレクトショップ「ISETAN MiRROR Make&Cosmetics」、モノとコトを提案する服と雑貨のブランド「UNITED ARROWS green label relaxing」や東急ハンズの新業態ライフスタイルショップ「ハンズ ビー」、素材重視のコスメティックブランド「L’OCCITANE」が出店します。また、食物販ではスイスのチョコレート専門店「リンツ ショコラ ブティック」、エリア最大級となるレストランゾーンには、仙台発祥の専門店「牛たん炭焼 利久」、職人が握る本格的な回転寿司「磯のがってん寿司」他、バラエティ豊かな店舗が出店し、充実した店舗構成となります。
所沢エリアは、都心へのアクセスの良さと、緑が多く自然を感じられる地域として、近年注目を集めています。グランエミオ所沢第Ⅰ期は、駅施設としてワンストップショッピングの利便性と専門性の高い店舗構成で、多くの人々に利用いただいています。第Ⅱ期では、多目的広場やレストスペースを豊富に設け、サードプレイス(注)として居心地の良い空間を提供していきます。また、同時期に所沢駅南口に新改札口が設置され、回遊性や利便性がさらに向上します。
住友商事グループは、大型商業施設「テラスモール湘南」(2011年開業)、「テラスモール松戸」(2019年開業)をはじめ、地域が育んできた価値や特性に合わせた「地域メイド」の開発・運営を行っています。これまでに培ってきた知見・ノウハウを生かした街づくりの推進により、所沢エリアのさらなる活性とにぎわいの創出に貢献していきます。
(注)家庭や職場に次ぐ「第3の場所」