自ら店舗を創出する仕組みをつくる施設
2023年現在、コロナを超えて日本のシェアオフィス市場は急速に成長しており多くの企業や個人が利用するようになっています。その中でベンチャーインキュベーション施設の話題を今回お話します。ベンチャーインキュベーションとは、起業の初期段階にある起業家にリソースとサポートを提供する行為を指します。インキュベーターは通常、オフィススペース、現金、専門知識を提供しており、ベンチャー企業が軌道に乗るのを支援します。ベンチャーインキュベーションには2つの種類があり、インキュベーターと呼ばれる種類のサービスは、スタートアップがベンチャー キャピタルを調達するのを支援することに特に重点を置いています。他方でもう一つのインキュベーションサービスを提供するアクセラレーターは、短期間により集中的なメンターシップとガイダンスを提供するサービスです。
日本では後者のアクセラレーターのインキュベーター、インキュベーション施設が多いです。その中でも都心部で活躍しているのが株式会社キープ・ウィルダイニングのアゴラ。昨年スタートした株式会社小田急 SC ディベロップメントが運営者として展開した コワーキングスペース&シェアオフィス AGORA Hon-atsugiで神奈川県が地域発の起業家を生み出す起業家支援プロジェクトを受託されておりましたが、そこで支援を受けた起業家が本厚木ミロード1階 イベントスペースにて無料試飲イベントを開始するとのこと。今回イベントを行うのは厚木珈琲代表の酒井 涼旦郎氏。
酒井氏が開発した厚木珈琲の「冷凍珈琲」および「クラフト珈琲」は、「厚木発チャレンジャープログラム」を通じて誕生。「冷凍珈琲」は、珈琲器具なしで手軽にどこでも本格的な珈琲を楽しむことができるポーション型の冷凍珈琲。また、「クラフト珈琲」は、様々な焙煎所で丁寧に作られた珈琲をご自宅や職場でも楽しむことができる瓶入りの珈琲です。缶やペットボトルではなく、非日常感や特別感を演出する“瓶”で提供するスペシャルな珈琲なので、ギフトにも最適とのこと。
商業施設にインキュベーション施設というのは変わり種のMDだとおもいましたが、自らの商業施設に出店できる企業をつくりあげるという展開となっている今回の株式会社小田急 SC ディベロップメントは各地域の商業施設も見習える取り組みなのではないでしょうか?今後、株式会社小田急 SC ディベロップメントが生み出す起業家の展開に期待です。以下、株式会社小田急 SC ディベロップメントのプレスリリースから画像とイベント概要などを引用。
「冷凍珈琲」 試飲会 / 「クラフト珈琲」 販売会 概要
商品:「冷凍珈琲」「クラフト珈琲」
期間:2023年2月15日(水)~2月19日(日) 10時~20時
※なくなり次第終了となります。
※「冷凍珈琲」は試飲提供(有料)となります。会場:本厚木ミロードイースト 1階 イベントスペース(小田急線本厚木駅中央改札口前)
〒243-0013 神奈川県厚木市泉町1-1
TEL:046-230-3111
〈アクセス〉
電車でお越しの場合:小田急小田原線「本厚木駅」直結、徒歩0分
お車でお越しの場合:東名厚木I.C.より約10分(約3km)
厚木I.C.より国道129号線上り方面へ。「文化会館前交差点」より約1km。【所在地】 〒243-0013 神奈川県厚木市泉町1-1 本厚木ミロード① 6F(小田急線本厚木駅直結)
【営業時間】 8:00~22:00(AGORA会員以外の方は平日10:00~18:00のみ)
【座席数】 個室/固定ブース(22席)、フリースペース(19席)