老舗ブランドを再考しリニューアルする
ブランドというのは定期的に若干テコ入れをつづけるものです。コカ・コーラなどは2000年を超えてからすでに4回もロゴの変更をしている。ロゴの変更を行うことでブランドのイメージは大きく変わる。他に有名なところでいくとアサヒビールのロゴ変更。それまで太陽がのぼるようなイメージで古めかしいイメージをアサヒスーパードライの発売と前後し、青のスッキリとしたロゴに変更したことで商品ブランドと会社のブランドのイメージを一新して低迷していた業績が一気に息を吹き返したことが良くロゴの変更・デザインの変更では引き合いにあげられます。
今回のニュースは老舗店舗が大幅にデザインを変更したことで店舗イメージを大飯場に変更しリニューアルしたというものです。ロゴデザインの変更、それに合わせた店舗内装の変更、そしてそこに合せた商品パッケージの変更を行ったというものです。これにより、店舗の外観から中の商品まで全てリニューアルされたことになります。特に老舗店舗の場合それまで培ってきたブランドのイメージが固定化している、凝り固まっているためにデザインの変更を加えることで大きくイメージが変更できる可能性があります。
ただし、いいことばかりではなくこれまでのブランドを打破する意味合いも多分に含めますのでデザイン変更をしたことで売上が低迷することさえもあります。デザイン変更にあわせて告知や販売促進を強化し、初動でしっかりと売上をつくることが求められます。今回は日本橋の老舗店舗八木長本店さんのプレスリリースですが、初動でしっかり認知がとれこれまでのお客様にも愛されつづけ、新たなお客様を惹きつけるそんなブランドになっていただければなあと思いました。以下、株式会社 THINK GREEN PRODUCEのプレスリリースより抜粋。
2017年9月13日、創業280年老舗の乾物店、日本橋・室町「八木長本店」が店舗デザイン、エンブレムロゴも新たにリニューアルオープン
創業280年老舗の乾物店、日本橋・室町「八木長本店」をTHINK GREEN PRODUCEがアップブランディング致しました。店舗デザイン、エンブレムロゴも新たに2017年9月13日、リニューアルオープン致します。株式会社THINK GREEN PRODUCE (本社:東京都港区、代表:関口正人) がアップブランディング総合プロデュースを手掛けた、創業280年、東京・日本橋の老舗乾物店「八木長本店」が2017年9月13日にリニューアル工事が終了し、オープンする運びとなりましたことをお知らせいたします。
この度のアップブランディングでは株式会社八木長本店(本社:東京都中央区日本橋室町、代表取締役社長:
西山麻実子)が明治時代より店を構える日本橋室町1丁目の旗艦店「八木長本店」を内装デザイン及びエンブレムロゴを新たにリニューアルし、オープンいたします。また、プロデュースの一環として、従来のプロ御用達の厳選した出汁素材、乾物に加えて、ご家庭で使いやすい「だしパック」や手軽にご利用いただける「だし巻きサンドイッチ」、和素材の「アイスクリーム」等が新商品としてお目見えいたします。≪「八木長本店」概要≫
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1丁目7−2 八木長ビル1F
TEL 03-3241-1211
営業時間 10:00-18:30
定休日 年中無休(1月1日、2日のみ休)≪八木長本店について≫
1737年に江戸(東京)日本橋小舟町に創業いたしました。
江戸時代の日本橋はすでに100万都市で、今の築地に移転する前の元祖魚河岸の有った場所、その中で日本橋小舟町には鰹節問屋などが軒を連ねていました。八木長本店の初代は伊勢から上京した伊勢商人であり、当時の店名は伊勢長、そして小舟町にて鰹節と塩鮭を取り扱う商店を開いたのが始まりです。明治時代に現在本店が店を構える日本橋室町1丁目に移転し、現在に至るまで変わらず日本橋を見渡せる当地で営業し続けております。