溜まる商業施設開発 天王寺ミオが来春リニューアル
来年春に天王寺ミオがリニューアルされるそうです。特筆すべきは駅ナカ的なアプローチをしながら、駅ナカで食べられるという点です。関東の駅ナカや駅ビルは日々忙しい働いている方に向けてテイクアウトが主流。時短料理、時短夕食という価値を消費者に提供しています。今回の天王寺ミオさんのアプローチはそこに100席のイートインを加えて、そこで消費できるという場所の提供をされています。そのイートインコーナーはWIFI完備。人が溜まることを意図的に作り上げるイメージでこの場所を作ろうとされています。もともと商業施設の共用部は回転が重視されて長居されてはこまるイメージがありましたが、今の商業施設では最早そんなことを言っている状況ではなく人が賑わう場所がある商業施設は価値があります。
共用部の開放と無料wi−fiは今後大きな流れ担っていくのではないかと思います。そのまわりに張り付きたい大型店舗も今まで以上に増えてくるのではないでしょうか?今後の商業施設内部の溜まる場所に注目です。以下、天王寺SC開発株式会社のプレスリリースを抜粋。
2018年春、天王寺ミオが過去最大級のリニューアル
3月1日(木)約80ショップがリニューアルオープン!「もっと。毎日寄りたくなるMIOに」をコンセプトに、天王寺ミオがバージョンアップ!天王寺SC開発株式会社(本社:大阪市天王寺区悲田院町 代表取締役社長:大橋幸之助)が運営するショッピングセンター「天王寺ミオ」は、2018年3月1日(木)に、幅広い年齢層のお客様が駅直結の便利な立地でショッピングをお楽しみいただける環境作りを目指して大きくリニューアルいたします。
今回のリニューアルは過去最大級となり、天王寺ミオ本館・プラザ館の約370ショップの内、新規オープン・リニューアルオープンのショップを合わせて約80のショップが生まれ変わります。
(※一部3月中旬オープンとなるショップもあります。)
中でも注目は、JR天王寺駅中央改札口直上のプラザ館M2Fに駅利用者に向けて誕生する「新たな食のゾーン」で、それと共に「男女・家族で一緒にお買い物に来られるショップ」を増やします。プラザ館M2F(東側)は、これまでレディスヤングアパレルゾーンとして多くのお客様にご愛顧頂いていましたが、「日常をちょっと彩る、毎日寄り道したい食のゾーン」をコンセプトに、ミオ・えき(駅)・キッチンを組み合わせた「ミオえきッチン」という愛称を付け、新たな食の提案を行うゾーンへと変化します。高品質なグローサリー、スイーツ、デリ、お酒などが気軽に買えるショップをバリエーション豊かに揃え、出来立てをその場でお楽しみ頂ける共用のイートインコーナーを約100席設けます。このイートインコーナーにはWIFIを完備し、天王寺駅すぐ上に、お一人様でも、お子様連れでも、お待ち合わせにも気軽に使って頂けるゾーンが誕生します。日頃よりミオをご利用頂いているお客様だけでなく、天王寺駅をご利用されるお客様が気軽に立ち寄って食事や買い物がしたくなるような、楽しく賑わいのある場を提供します。
また、「男女・家族でお買い物に来られるショップの強化」として、カップルやファミリーで楽しめるショップやこれまでミオで取扱いの無かったカテゴリーを増やすことにより、客層の幅を広げ、駅利用者を含む新たな顧客層の取り込みを図り、既存顧客と共に両館の回遊性を更に高め、お客様の「もっと。」を叶えます。本館はよりファッション性を切り口に、プラザ館は親しみ・安心を切り口に、「毎日寄りたくなるMIO」を目指します。具体的には、ミオのグランドフロアである本館1Fに高感度のメンズ&レディスファッションを提案するセレクトショップがオープンする他、「フランフラン」のある本館4Fに「ウニコ」「ビーカンパニー」など、生活を彩る新たな家具・生活雑貨のショップを誘致し、さらにプラザ館5Fには「ニトリEXPRESS」がオープンし、両館併せて天王寺エリア最大級のインテリア・生活雑貨を集積、駅で多様な暮らしをサポートできるようになります。「ニトリEXPRESS」は約520坪と「ニトリ」としては食器や寝具などの生活雑貨を主に取り揃えた小型店のフォーマットでありながら、大型家具やオーダーカーテンの受注といった「ニトリ」と同じサービスを提供することが可能で、駅ビルとしては関西初出店となります。
なお、他にも注目テナントとして、本館には「ミラ オーウェン」「フルーツギャザリング」等、ファッション性を重視したショップが多数オープン予定です。
このリニューアルで、天王寺ミオは今まで以上に地域の皆様に愛されるショッピングセンターを目指すとともに、より多くのお客様に一層ご満足いただけるショッピングセンターとして、魅力ある天王寺駅周辺エリアのまちづくり、活性化に貢献できるよう努めて参ります。