時代の求めるMDを創造する
高度成長期、バブル、ミレニアムを通じて言えることは物の時代だったということではないでしょうか?ものがあることが正義で商品点数が多いことが豊かな象徴であったように思われます。インターネットが90年代に生まれ成長していく中で、ネットで物が簡単に手に入るようjになり目の前に商品が沢山なくても良いという時代が来てそれは徐々に変化していきました。逆にものが沢山あると何を選んだら良いのかわからないという世代が現れ始めたのです。検索なんかしたくない、良いものを簡単に見つけたいというニーズです。ネット通販のトレンドでもスマホが浸透してから徐々にそういう見え方を求められるようになりつつあります。
リアルではどうなのか?大量に商品を保有する企業が自らのMDを切り分けて、カテゴリごとや、価格、年代などに切り分けて商品を販売するようになりました。ニーズにあわせて店舗を小さくすることが始まったのです。今回のニュースはバラ雑の王者ロフトがコスメにフォーカスしたお店、コスメロフトの3店舗目を出店したというニュースです。新業態ではありますが、部分的に切り出すというシンプルな業態開発が成功した事例と言っても良いのではないでしょうか?以下、株式会社ロフトのプレスリリースより抜粋。
【ロフト】6/27(土)「コスメロフト」3号店オープン。ロフトの“コスメショップ”がnonowa国立EASTに出店。
株式会社ロフト(東京都渋谷区/代表取締役社長 安藤公基)は、2020年6月27日(土)、ロフトのコスメ専門店“コスメロフト”の第3号店として「コスメロフトnonowa国立店」を中央線国立駅のnonowa国立EASTにオープンいたします。
「コスメロフトnonowa国立店」は、コスメロフトとしては昨年4月に1号店としてオープンしたコスメロフト東急プラザ表参道原宿店、今年6月にオープンした2号店のコスメロフトイクスピアリ店に続き3店舗め、ロフトとしては131店舗めとなります。●「コスメロフト」とは
ロフトの美容・健康雑貨領域に特化した新業態店舗です。店舗規模はコンパクトタイプですが、女性をターゲットに、“旬”なコスメを凝縮して展開いたします。さらに、旗艦店である渋谷ロフトと同時にトレンドをリードするアイテムの発信や、オリジナリティと品質の高さで評価を得ている『LOFCOS(ロフコス)』などの自主開発商品を取り扱います。また、コスメ周辺のトレンド雑貨もピックアップ展開いたします。●コンセプト
営業面積は34坪 (約112㎡)、アイテム数はトータルでおよそ3,800種類を品揃え、コスメをメインとして健康雑貨(3,500種類)、傘などのバラエティ雑貨(300種類)等周辺のトレンド雑貨を合わせて編集し、バランス良く構成した使い勝手の良いデイリーな店舗に仕上げました。