日常と非日常が交錯する一大商業施設誕生
商業における日常と非日常、ハレとケといえばどんな業態でしょうか?日常はデイリーで買い物が必要な商品の売買の場。スーパーやドラッグストアで販売されている日用品の売り場があること。逆にハレの場とはどういう場所なのかというと、デイリーでは必要ない商品、日常では購入しない商品の売買の場。一般的には百貨店の1階で販売されているような商品がハレの売り場の代表的な事例になります。
ハレの売り場にはそれ以外にもアウトレットや会員制倉庫(コストコ)のような売り場もあります。わざわざ買い物に行くハレ。いつも買い物に行くケ。従来であればハレとケはなかなか共存しにくいものです。それを全部一つにまとめた一大商業施設が2023年春大阪に誕生します。通常ショッピングセンターとアウトレットと会員制倉庫の3つが集まった、三井ショッピングパークららぽーと門真、三井アウトレットパーク大阪門真、コストコ大阪門真倉庫(仮称)商業集積が誕生。
合計250店舗の巨大商業施設になるとのこと。1階には大阪市中央区日本橋の黒門市場の店舗が出店、2階には大阪鶴見のアウトレットパーク閉店による移転店舗の出店。3階にはフードコートの出店。あわせて、巨大なシネコンや馴染み深いアパレルのナショナルチームも当然のように出店するとのこと。
この秋、ららぽーとシリーズは堺に新施設である三井ショッピングパークららぽーと堺を出店し関西での展開を強化していきます。ららぽーと堺で関西圏における認知度が向上した後にこのららぽーと門真がオープンする形になり、ららぽーとの関西展開が盤石になる形になるでしょう。今後の三井不動産株式会社の関西での展開は目が離せません。以下、三井不動産株式会社のプレスリリースから画像と施設概要を引用。
「三井ショッピングパーク ららぽーと門真」 「三井アウトレットパーク 大阪門真」 概要
<所在地>
大阪府門真市松生町204番3他<施設名称>
「三井ショッピングパーク ららぽーと門真」
「三井アウトレットパーク 大阪門真」
(建物名称 「三井ショッピングパーク 門真」)<敷地面積>
約116,700㎡(約35,300坪)<構造規模>
店舗棟:鉄骨造地上4階建 (店舗:1~4階)
立体駐車場棟:鉄骨造6層7段 2棟<延床面積>
約196,800㎡(約59,500坪)
(店舗棟:約31,100坪、立体駐車場棟:約28,300坪)<店舗面積>
約66,300㎡ (約20,100坪)<店舗数>
約250店舗(ららぽーと門真 約150店舗、MOP大阪門真 約100店舗)<駐車台数>
約4,300台<交 通>
京阪本線・大阪モノレール線「門真市」駅徒歩約8分
近畿自動車道「門真」IC 約0.5km<スケジュール>
着工:2021年10月
竣工:2023年2月(予定)
開業:2023年4月(予定)