新宿に新たなランドマーク誕生へ | 商業施設ニュース
新宿東口大ガード付近のランドマークと言えばユニカビルのLABIでした。しかしLABI新宿東口が2020年10月4日に閉店、同ビル1Fの靖国通り沿いの吉野家も21年6月31日に閉店。歌舞伎町への入り口で靖国通り沿いという街の人の足は早いものの、新宿の一つの顔だった建物が一棟まるまる閉店になって半年以上が経過。地下2階、地上8階の合計10フロアで総延床が3721坪という巨大なビルが空きビルとしてぽつんと人通りが多いところで存在している光景は異様なものがありました。
その巨大なビルに今回新店の出店が確定。株式会社アルペンが旗艦店としてAlpen TOKYOを全10フロアでこの春に開店するとのこと。株式会社アルペンといえばもともとはスキー用品の店舗としてスタート。その後日本全国津々浦々に株式会社アルペンの特徴ある三角形の建物をロードサイドに構えバブル期のスキーブームを支えた立役者。その後はウインタースポーツだけではなく、ゴルフ用品販売業態のGOLF5、アウトドアブームを受けてアウトドア商品に特化したAlpen Outdoor、競技スポーツからカジュアルスポーツまでの品揃えのSPORTS DEPOなど様々な業態を作り出しニーズに答えてきた。
その株式会社アルペンは今年50周年。その記念となる年に郊外中心だった展開から都心立地へ挑戦する試みとなる今回の出店。昨今のコロナを受けて、ゴルフ人口の微増、アウトドアブームによる市場の拡大、フィットネスブームによるフィットネスギア販売の拡大と株式会社アルペンの事業周辺市場が成長拡大しています。このタイミングでの出店がどうなるか株式会社アルペンの都心立地戦略の試金石となる出店には注目が集まっています。以下、株式会社アルペンのプレスリリースより店舗概要と画像を引用。
■Alpen TOKYOの概要について
・住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目23−7
「ユニカビル」地下2階から8階まで全10フロア
・新宿駅東口より徒歩1分
・総延べ床面積:3721坪
・展開店舗:スポーツデポフラッグシップストア新宿店
アルペンアウトドアーズフラッグシップストア新宿店
ゴルフ5フラッグシップストア新宿店