小売と小売の新しいハーモニー 家電で衝撃的な新業態
昨日、メーカーと小売のコラボレーションについてのニュースをお伝えいたしましたが今回は小売と小売のコラボレーションについてのニュースです。これは結構衝撃的なニュースになります。蔦屋家電とエディオンのコラボレーションになります。専門キューレーション家電業態と量販家電のコラボレーションになります。
コンセプトを決めて、コンセプトの周辺を売り場としてユニットを玩具のブロックのように積み重ねて店舗を固めていく蔦屋書店の売り方を踏襲した蔦屋家電。一方従来の家電量販店のエディオン。この2者が手を取り合いエディオン蔦屋家電を来春広島駅駅前にOPENします。
これが意味するのは従来の家電の売り方の限界と今後の売り方の模索を大型家電量販店が模索し始めているということだと思います。amazonに負けない、他の家電量販店に負けない売り方を模索する素晴らしいチャレンジだと思います。
家電で起こったこの動きは家電以外の業界にも波及していくのではないかと思います。新しい百貨店業態に近いのではないかと思います。今後の蔦屋さんのコラボレーションには注視していきたいです。
以下、株式会社エディオンのプレス・リリースより抜粋。
「エディオン蔦屋家電」のオープンについて
2016年12月9日
当社は、平成29年4月、JR「広島駅」南口から徒歩1分の広島駅南口Cブロック市街地再開発事業で建設された「EKICITY HIROSHIMA」の商業棟1階から3階に「エディオン蔦屋家電」をオープンいたします。当店は、「居心地の良い時間を楽しむ 新しい発見に出会える家電店」をコンセプトとして、新たに本・文具・カフェなどと融合させた、大人から子供まで好奇心を持って楽しく心地の良い買い物が出来る空間を提供してまいります。
今後、「エディオン蔦屋家電」については、その内容をホームページなどでお知らせしてまいります。来年4月のオープンにご期待ください。