女性による女性のための商品開発 | 商業施設ニュース
SDGsの波は商業施設しいては商業にも着実に訪れている。環境に関するものは施設の設備に反映されより環境負荷の低いものになっている。働いている人の労働環境の改善により、より健康的に働ける環境づくりはバックヤードの整備などがなされていっている。ぼんやりと不明瞭で各社の対応が決まりきっていないながら、なんとなく進むべき方向性が見えてきているのがジェンダー関連。昨日、弊媒体のツイッターアカウントと商業施設数社のアカウントを巻き込む形でジェンダー関連の問題を提起したツイートを受けた。
性自認が女性の生物学的には男性の中年の方が、女性トイレに入り問題になったという事件に関してのニュースに関連するものでした。これに関してはユニバーサルトイレとして男女どちらでも障害の有無どちらでも使えるトイレを設置していく方向が現在商業施設では生まれています。スペースを取ってしまうので数多く設置することはできませんが、この傾向が続いていけば性自認が生物的な性別と違う方でも安心して、性自認が生物的な性別と同じ人達も安心してトイレを使用できるようになっていくのかなとおもっています。
ジェンダーでわけなくても良いものはわけなくても良いのですが、生物的なジェンダーで避けることができない課題というものもあります。今回のニュースは枕の話が長くなってしまいましたが女性の女性による女性のための製品開発と店舗展開についての話です。女性アパレルの会社でも商品開発が実は男性が多かったりするケースよくあると思います。ネットではおっさんがおっさんの手で女性のニーズを作り出しているなんていう表現もあるくらいです。でも本来的には女性にしかわからない機微を女性の手でより理解して、女性の手で課題を解決するのが一番シンプルで早いものです。
マウジーで人気の株式会社バロックジャパンリミテッドはこの度フェムテックブランドを新規に立ち上げることに。社員の7割が女性の会社だからこそできる商品開発を通じて社会貢献に取り組むというものです。何をもって社会貢献と株式会社バロックジャパンリミテッドが言っているのか不明瞭ですが、おそらくは女性のウェルネス改善に寄与する商品開発をおこなっていくと言いたいのかと思います。今回はフェムテック関連のコンサルティングを行うfermata株式会社の協力を得ながら吸水ショーツやナイトブラそしてデリケートゾーンケアアイテムを揃えていくとのこと。
本格始動は来年2022年中旬を予定し、第一弾をトライアル的にPOPUPショップで12月10日〜12月16日までの期間で東急プラザ表参道原宿店のThe SHEL’TTER TOKYOとECサイトで開始したとのこと。本格始動時には専門ストアが誕生し、世の女性の悩みを解決しより健康的な生活をもたらしてくれるブランドになっていくのではないかと思います。以下、株式会社バロックジャパンリミテッドのプレスリリースより画像を引用。