地方商業施設の生き残る一つの形
大和ハウス工業株式会社が展開する商業施設がこの度晴れてOPENする。大和ハウス工業株式会社の商業施設といえばフレスポでネイバーフッド型の商業施設がメインだが今回の商業施設はネイバーフッド型ではなく、コミュニティ機能を担う施設になっている。
実はこの形海外では一般的になりつつある。公共施設を取り込んで、その公共施設を核テナントに据えて、その核テナントである公共施設に必要なテナントをちりばめていく。日本でも駅前の商業施設の場合はいくつかこういったモデルはあるが今回はロードサイドでこのモデルを展開する試みになる。
こういった商業施設は地方商業施設の一つの生き残るかたちになっていくのではないかとおもう。そういった意味で今回の大和ハウス工業株式会社のフレスポ長泉には成功していただきたいと強く思う。
以下、大和ハウス工業株式会社からのプレスリリースを抜粋。
「フレスポ長泉」グランドオープン
■コミュニティ型複合商業施設が誕生この度、大和ハウスグループである大和リース株式会社(本社:大阪市、社長:森田俊作)は、静岡県長泉町の温水プール跡地に複合商業施設「フレスポ長泉」を2017年4月14日(金)にオープンします。
当施設は長泉町の町有地及び民有地を活用した事業で、地域住民の憩いの場となる「公共施設(長泉町こども交流センター)」と「民間施設(飲食・物販・サービスなど)」を整備。地域の皆さまの暮らしを豊かにする複合施設となっています。
「フレスポ長泉」は、買い物だけではなく、地域コミュニティを生み出し、子どもから高齢者まで多様な世代が共存共栄し合える魅力的な施設を目指していきます。■フレスポについて
「フレスポ」とは《フレンドリースポット》の略称で、「日常生活に便利なショッピングセンター」をコンセプトに展開しています。当社が開発する複合商業施設としては、静岡県内で5ヶ所目となります。■施設概要
施設名称:フレスポ長泉
場所:静岡県駿東郡長泉町中土狩539番地
敷地面積:8,060.8㎡
延床面積:3,935.18㎡
構造規模:複合施設棟(A棟):鉄骨造2階建、単独施設棟(B、C棟):鉄骨造平屋建
店舗数:11店舗
駐車場台数:127台
駐輪場台数:62台
■フロアマップ