商業施設に新たなコンテンツ
これまで多くの商業施設が第三セクターと協業してコミュニティ機能を取り込むことに力をいれてきましたが、今回のニュースで新たな動きがでてきました。プライベートセクター、私企業が地域コミュニティ創出する役割を担うというものです。今回の面白いのは京王電鉄グループである株式会社リビタが三菱商事都市開発株式会社の商業施設でこの新しい取り組みをおこなうことにもある。課題は継続してコミュニティを飽きさせないコンテンツを創出し、地域コミュニティを実際につくりあげることができるかどうかです。株式会社リビタのマチノマノマに期待です。以下、株式会社リビタのプレスリリースより抜粋。
商業施設内コミュニケーションスペース「マチノマノマ」の運営を11月1日(木)より開始
年間100本のイベント・コンテンツ開催を予定
株式会社リビタ(所在地:東京都目黒区、代表取締役社長:川島 純一)は三菱商事都市開発株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:糸川 裕樹)が開発する11月1日開業の商業施設「マチノマ大森」(東京都大田区大森西)内にて、コミュニケーションスペース「マチノマノマ」の運営を開始します。
「マチノマ大森」は三菱商事都市開発が、従来の商業施設が提供する買い物やサービスなどの生活利便機能と地域コミュニティー創出機能を併せ持った、街における人々の暮らしの中心となる商業施設として新たに創設したシリーズブランド第1号施設です。この度リビタは、地域コミュニティー創出機能の実現のため、これまで「BUKATSUDO(読み:ぶかつどう)」をはじめ様々な施設運営を通し培った「コミュニケーションマネジメント」「コンテンツ企画・運営」「集客・プロモーション企画」等のノウハウを活かし、当スペースの企画・運営を実施してまいります。
「マチノマノマ」はオープンキッチンとラウンジを備えた、どなたでも利用が可能なスペースです。プロの料理人を招いた料理教室や、地元大田区の「ものづくり」に触れられるワークショップ、暮らしを豊かにするさまざまな講座など、年間100本ほどのイベント・コンテンツの開催・運営を予定しています。また、キッチンやラウンジはレンタルスペースとして貸し出しを実施。食材を持ち込んでのホームパーティ開催や、地域の集まりの場としての利用も可能です。各種工具やミシンを備えた工房では、工作やDIYを楽しむこともできます。
また、イベントを通じて地域と利用者の接点となるほか、入居する各店舗とも連携を図り、「マチノマノマ」を起点とした買い回りなど商業施設としてのマーケティングや販売促進へ貢献することも目指しています。【施設概要】
施設名:マチノマノマ
所在地:東京都大田区大森西三丁目1番38号 マチノマ大森3階
アクセス:JR京浜東北線大森駅よりバス約10分、京急本線大森町駅より徒歩約10分
開業:2018年11月1日
区画面積:155㎡(47坪)【事業関係者】
事業主 :三菱商事都市開発株式会社
企画運営 :株式会社リビタ
設計デザイン:スタジオニコ
施工 :株式会社礎コラム
グラフィック:株式会社studio mufufu