可能性が広がるキッチンカー事業との協業
商業施設の共用部活用にはこれまで様々な取り組みがなされてきました。ワゴン販売がこれまでの流れでは一般的な流れでした。しかし、ここ数年間でトレンドになってきているのがテラス部分でのキッチンカー誘致です。キッチンカーもここ数年で大変大きな進化をしており、中にはピザ窯を荷台に設置しているキッチンカーも最近では人気です。多様化と新規参入が続き活況を呈しているキッチンカー界隈ですが、コロナ禍も後押しし近年益々盛況になっています。
その中でJR西日本SC開発株式会社の運営する天王寺ミオではキッチンカー事業者とコラボレーションし、地域連動した形でテラスをキッチンカー事業者を活用し賑わいを演出するとのこと。今後の天王寺ミオの動きに注目です。以下、JR西日本SC開発株式会社のプレスリリースから引用。
新エリア「ミオガーデンテラス」誕生!
新エリアでは、キッチンカー事業者と連携した地域の魅力発信・事業者支援の取り組みを開始JR西日本SC開発株式会社(本社:大阪市北区梅田)が運営する大型ショッピングセンター「天王寺ミオ」は、本館1F南側に、ミオ館内でテイクアウトした商品をすぐにお召し上がり頂くなど、便利で開放的なオープンテラス型の新エリア「ミオガーデンテラス」が誕生します。また、同エリアにおいて、キッチンカー事業者と連携した地域の魅力発信、事業者支援の取り組みを開始いたします。
《 4月15日(木)「ミオガーデンテラス」誕生 》
「ミオガーデンテラス」では、約70席のスペースを設け、同時にオープンする新店の「作りたての惣菜」や「焼きたてのパン」など、ミオ館内でお買上頂いた商品を、緑に囲まれたオープン型テラスで、すぐにお召し上がり頂けます。またテラス内にはPOP UPスペースを設置し、オープン時には、関西初出店のバナナジュース専門店や地域で活躍するキッチンカーなどが登場します。お客様へは新しい発見や楽しさを、地域事業者の皆様へはこだわりの商品や地元の“良いモノ”を発信する場を提供することで、地域の更なる魅力向上に貢献してまいります。■POP UPスペースイメージ
■キッチンカー事業者と連携した地域の魅力発信・事業者支援の取り組み
withコロナ、afterコロナでの取り組みとして注目されているキッチンカー事業において、出店場所の確保が大きな課題となっています。近年「住みたい街」としても人気の天王寺・阿倍野エリアの玄関口に、「新しい生活様式」に適した屋外空間を創出し、関西には少ないキッチンカーを活用した地域の魅力を発信するアンテナショップを展開。合わせて、キッチンカー事業で新たに挑戦する事業者を支援・マッチングする “モビマル”と連携し、店舗事業者の育成・サポート体制の構築を図ってまいります。■ゾーン概要