出店戦略の要としてのマストランスポーテーション拠点
昨日のニュースでドン・キホーテのミチドンキをご紹介いたしましたが、空港やパーキングエリアなどのマストランスポーテーションの要への出店は出店戦略上の意義は深いものがあります。大型商業施設はある程度の集客が月間で見込めます。同様にマストランスポーテーションの拠点はデイリーである程度の集客が見込めます。成田や羽田のような巨大な空港もそうですが、地域NO1の地方空港なども利用者数が多く集客が見込めます。
今回はタリーズが伊丹空港に新店をOPENさせるというニュースをピックアップしました。伊丹空港の2017年度の年間利用者が1,560万人。ラゾーナ川崎の年間来場者数が3,835万人。御殿場プレミアムアウトレットの年間来場者数が1,300万人ということを考えると伊丹空港の1,560万人も相当な集客数ということがわかります。
タリーズは空港への出店が今回で8店舗目、成田空港に3店舗、羽田空港に2店舗、関西国際空港に2店舗、そして今回の伊丹空港。効率的で戦略的な出店戦略であり今後の出店にも注目です。以下、タリーズコーヒージャパン株式会社のプレスリリースより抜粋。
「タリーズコーヒー 伊丹空港店」オープン
タリーズコーヒージャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:小林義雄、以下:タリーズコーヒー)は、10月1日、大阪国際空港に「タリーズコーヒー 伊丹空港店」をオープンいたします。
「タリーズコーヒー 伊丹空港店」は、大阪国際空港の北ターミナル4階の吉本興業グループが運営する「よしもとエンタメショップ」内に位置する、カウンタータイプの店舗です。昨年の12月にオープンした「花のれんタリーズコーヒーなんばグランド花月店」で吉本興業とタリーズのコラボレーションが実現しています。
同店でも、伊丹空港を利用する方々に、楽しんで足を運んで頂き、景観とコーヒーで寛ぐひと時をご提供いたします。
タリーズコーヒーの空港内への出店は、成田空港に3店舗、羽田空港に2店舗、関西国際空港に2店舗があり、次いで8店舗目となります。弊社は、今後も“ 地域社会に根ざしたコミュニティーカフェとなる ” を経営理念に、空港をはじめ、立地や地域の特性に合わせた店舗づくりを続けてまいります。
<店舗情報>
■店舗名:タリーズコーヒー伊丹空港店
■所在地:大阪府豊中市蛍池西町三丁目555番地 北ターミナル4階
■営業時間:全日10:00-20:00
■広さ:12.4坪