リユース・リサイクル関連業態が拡大傾向 大塚家具でもアウトレット・リユース業態を開始
ハードオフコーポレーションがここ近年好調で他業種・他店舗展開を実施している。ロードサイドや駅チカ問わずどこのハードオフやブックオフに行ってもしっかりとした在庫を持っており来店客数も多いのが印象的だ。この傾向は決して、ハードオフだけの傾向ではなくリサイクル業態はどこでも好調化していっている。
現在、衣料関連のリサイクル業態も増え、ブランド衣料リサイクルから量り売りのようなものまで多種多様のリサイクルがある。背景には新しいものをプロパー料金で買うのではなく、必要なものを必要なだけ、とかいい物を安くとか消費傾向の変化が色濃く現れているように思える。
今回のニュースは大塚家具がリユースの家具を取扱始めたというニュースだ。大塚家具はお家騒動の後、多種多様の業態で生活・雑貨・家具のカテゴリで攻めの経営に変わるというイメージを打ち出した。今回の業態変更もその流れであるとも言える。
いい物をお手頃な値段で販売し、購入者をいずれはプロパー商品が買えるように育てるような位置顧客あたりの生涯価値の拡大を踏まえた店舗展開と言ってもいいかもしれない。流石は大塚家具といってもいい動きなのではないかと思う。今後の大塚家具の展開に期待。
これと同様に今後はブランドやハイエンド家具のリサイクル市場が喚起される可能性もある。そうなると同様の商材をお扱いのテナント様にとっては新規出店の機会が生まれたと言っても過言ではないのではないでしょうか?今後の高級家具のリサイクル市場にも注目が集まる。
以下、株式会社大塚家具からのプレスリリースを抜粋
大塚家具 アウトレット&リユース業態の拡大を加速 !~リユース品取り扱い店舗を16店舗に拡大。全国キャンペーンスタート!!~
総合インテリア販売の株式会社大塚家具(本社 : 東京都江東区 代表取締役社長 : 大塚 久美子)は、 2016年10月15日(土)に開設したアウトレット品とリユース品を販売する新業態店「IDC OTSUKA アウトレット&リユース横浜」と「IDC OTSUKA アウトレット&リユース大阪南港」の販売が好調なことから、 リユース品の取り扱いおよびアウトレット&リユース業態の拡大を加速してまいります。
そのスタートとして、これまで関東・関西の一部店舗に限定していたリユース品の取り扱いを12月より全国16店舗に拡大し、当社が提供するリユース品の魅力を知っていただく全国キャンペーンを12月2日(金)~18日(日)まで実施いたします。さらに、2017年1月下旬を目処に、旗艦店である有明本社ショールーム(東京都江東区)が入居する東京ファッションタウンビル東館の6階に新店舗として「IDC OTSUKA アウトレット&リユース有明」を出店いたします。今後も当社は、住生活を豊かにするために必要な「様々な選択肢」と「質の高いサービス」を提供する「暮らしのソリューションカンパニー」として、お客様のより豊かな暮らしづくりに努めてまいります。
リユース品 新規取り扱い店について
◆取り扱い開始日 2016年12月2日(金)
◆新 規 《関東》銀座、立川、所沢
《東海》名古屋栄、名古屋星崎
《関西》神戸
《九州》福岡
《東北》仙台
◆既 存 《関東》有明、新宿、横浜みなとみらい、南船橋、春日部、アウトレット&リユース横浜
《関西》大阪南港ショールーム、アウトレット&リユース大阪南港