TOKYO BASE、ジャンルレスな新セレクトショップ「CONZ」を原宿・新宿にオープン ~多様化するファッション需要に応える新業態~
東京発のファッションブランドを展開する株式会社TOKYO BASEが、新たなセレクトショップ業態「CONZ」を立ち上げ、2024年9月6日から原宿と新宿で順次オープンすることが発表された。CONZは「今・混・魂」をテーマに掲げ、従来のTOKYO BASEが得意としてきたモードなエレガンスに、カジュアルなエッセンスを融合させた新しいスタイルを提案する。
近年のファッショントレンドの多様化を背景に、年齢やジャンル、性別を問わず自由なスタイルを楽しめる場を目指すCONZ。国内外で注目を集める「Midorikawa」「JIAN YE」「CCU」「CURRENTAGE」などのブランドを中心に、全25ブランドのうち7割が新規取り扱いとなる。また、「carne bollente」「soe」「KOOKY ZOO」の3ブランドによる別注アイテムも用意される。
店舗構成は、セレクトブランドが8割、オリジナルブランドが2割。オリジナルブランドでは、「NVRFGT」の山田拓治氏、「JIAN YE」のスゲノ コウスケ氏がデザインを手掛け、TOKYO BASEの生産背景を活用して共同制作された商品が展開される。
店舗デザインは、国内外で高い評価を受けるDAIKEI MILLSが担当。CONZのコンセプトである「ミックス感」を表現するため、さまざまな素材や形状を組み合わせた個性的な空間が創出される。
オープンに合わせて、日本の”ナード”な文化をライフスタイルとして発信する「HOOD MART」によるポップアップストアも開催。古着スウェットとTシャツにHOOD MARTのオールドイングリッシュ刺繍とオリジナルキャラクターのバックプリントを施した限定アイテムが販売される。
TOKYO BASEは「from JAPAN to the WORLD」を企業理念に掲げ、日本発のブランドを世界に発信してきた実績を持つ。CONZの展開により、より幅広い層にアプローチし、日本のファッションカルチャーの多様性と創造性を国内外に示す新たな一歩を踏み出す。
商業施設業界において、CONZの出店は新たなファッション需要の創出と、既存顧客層の拡大につながる可能性を秘めている。特に、従来のセレクトショップとは一線を画す「ミックススタイル」という新しい切り口は、消費者の多様化するニーズに応える試みとして注目される。
また、有力デザイナーとのコラボレーションやポップアップストアの展開は、継続的な話題性と集客力の確保につながる戦略として評価できる。今後、CONZが商業施設におけるファッションテナントの新たなモデルケースとなり得るか、業界関係者の注目が集まっている。以下、株式会社TOKYO BASEのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
- 店舗情報
オープン日:9月6日(金)
店 舗 名:CONZ 原宿本店
住 所:東京都渋谷区神宮前4丁目26-28
電 話 番 号:03-6271-4566
オープン日:9月7日(土)
店 舗 名:CONZ 新宿
住 所:東京都新宿区新宿3-38-1 ルミネエスト新宿 5F
電 話 番 号:03-5944-0383