SMELLY、HEP FIVEに初のリアル店舗をオープン—オンラインからオフラインへ、新たなブランド戦略を展開
アーバンリサーチが展開するアクセサリーブランド「SMELLY」が、2025年2月21日、大阪・梅田の商業施設HEP FIVEに初のリアル店舗をオープンする。これまでオンラインストアを中心に展開してきた同ブランドが、実店舗を構えることで、より広い客層へのアプローチを図る。
SMELLYは、「身に付けることでその人らしさがより一層強まり、隠れた魅力を引き出す」をコンセプトに、トレンド感のあるアクセサリーやコスメ、雑貨をリーズナブルな価格で提供してきた。これまでECを主戦場としていたが、HEP FIVEのオープンにより、実際に商品を手に取って体験できる場を創出する。
HEP FIVEは、若年層をターゲットとする大阪・梅田のランドマーク的な商業施設で、年間約1,500万人の来館者を誇る。特にファッション・カルチャー感度の高い若者が多く訪れるため、SMELLYのターゲット層とも一致する。今回の出店により、リアルでのブランド体験を強化し、オンラインとの相乗効果を狙う。
店舗デザインは、ミントグリーンをキーカラーに、SMELLYの世界観を表現したフォトジェニックな空間となる。HEP FIVE店とオンラインストア限定のオリジナルアイテムを展開するほか、韓国の人気ブランド「COMFORT」と「Welcometoccc」のアイテムを収録する為、知名度の高い商品によって、HEP FIVE内での存在感を展開することが予想される。
SMELLYのHEP FIVE店の初出店は、リアル店舗展開の第一歩となる可能性もある。ECからオフラインへの進出が、ブランド価値向上と売上拡大にどのような影響を与えるのか、今後の動向が注目される。同社のプレスリリースから画像を引用。