SDGs課題山積の店舗内装に光明
SDGsやCSRに携わっているとよくグリーンウオッシュが目につくようになる。SDGsに対応しています!といいつつ、よく読んでみてもどのターゲットに対応していない行動をしているSDGsをやっている風の会社は山のようにある。大手デベロッパーでさえもそうなのだから商業の世界はSDGsでは随分遅れを取っている感がある。しかしながら、気骨が合って硬派なブランドも存在する。
御存知の通りザボディショップはブランドの成り立ちからしてサステイナブルなブランド。フェアトレードを御旗に自然は化粧品を健全にサステイナブルに製造販売するブランドとして長きに渡り消費者の認知も高いブランドだ。そのザボディショップが今回東武百貨店池袋店にサステイナブルなコンセプトを強化した店舗を出店する。
店舗内装で使用する材料を思いっきりサステイナブルにした店舗。引退した東海道新幹線の車両アルミをリサイクルして店舗に使用。同時に使う木材はすべてFSC認証を受けた木材の使用、そればかりか床材はグリーン購入法適合品素材を用いるとのこと。店舗内装の多くの素材は短くて数年しか使用しない素材なのにサステイナブルなものを使わないという状況が長く続いてきました。
これを機に多くの会社が同様にサステイナブルな素材を使うようになっていけばいいのでは無いかと思います。例えば再生積層間柱の活用、プレカット工場や製剤工場の端材から建築資材が作れるのでそれをうまく使えば店頭の什器などに簡単に活用できます。
リサイクルをうまく活用して、SDGsをうまく活用することまだまだ店舗でもできることがたくさんあります。一つ一つ地球環境のために1店舗1店舗が対応すればよりよい社会はまだ作れるはずです。以下、ザボディショップの画像と新店舗の店舗概要を引用。
■ザボディショップ 東武池袋店 9月16日(木)オープン
〒171-8512 東京都豊島区西池袋1-1-25 東武百貨店池袋店2F 6番地
電話 : 03-6384-7262
営業時間 : 午前10時~午後8時