RHC ロンハーマン、千葉県に初登場。ららぽーとTOKYO-BAY北館に新店舗──カリフォルニア発ライフスタイルを体感できる複合空間へ
三井不動産が進める「ららぽーとTOKYO-BAY」北館の再構築プロジェクトにおいて、2025年10月31日、カリフォルニア発のライフスタイルブランド「RHC ロンハーマン」が千葉県で初となる店舗をオープンする。開業以来40年以上にわたり“心地よく自由な暮らし”を発信してきたロンハーマンが、郊外型の大型商業施設に拠点を構えるのは注目に値する。ららぽーとTOKYO-BAYは現在、ハーバーストリート周辺のリニューアルを通じて街との回遊性を高めており、今回のRHC出店もその象徴的な一環といえる。
1976年にロサンゼルス・メルローズアベニューで誕生したロンハーマンは、ファッション・カルチャー・アートを融合したセレクトショップとして知られ、世界の感度高い顧客から支持を集めてきた。日本では2009年にサザビーリーグが展開を開始し、2013年には横浜・みなとみらいに「RHC ロンハーマン」を開設。以降、湘南・豊洲・名古屋・大阪など、都市と自然が調和する立地やモール内への出店を進めている。いずれの店舗も共通して、単なる物販にとどまらず、食やアートを含む“体験”を軸に構成されている点が特徴である。
新たにオープンする船橋店は、同ブランドの世界観を象徴する複合的な空間構成を採用。開放的で光が差し込む店内には、メンズ・ウィメンズ・キッズのアパレルからコスメ、ジュエリー、雑貨まで幅広く揃う。また、古き良きアメリカンフードカルチャーを感じられる「RHC カフェ」を併設し、ペット同伴可能なテラス席を備えるなど、滞在価値の高い店舗体験を提供する。さらに、バッグブランド「STATE OF ESCAPE」のショップインショップが国内で初めて登場。デザイナーのブリジット・マガウアンの来日イベントも予定されており、ブランド体験をより身近にする試みが行われる。
店内にはスケートボードパークやフラワーショップも設けられ、カフェやアート、スポーツといった要素が共存する“コミュニティ型ストア”としての性格を強めている。これはRHCが全国で展開してきたライフスタイルストアの最新形であり、商業施設内での「体験と時間消費」を重視する近年のリテールトレンドを体現していると言える。
今回の出店は、千葉県内では初となるRHCブランドの進出であり、船橋・南船橋エリアの広域集客においても大きな波及効果が見込まれる。IKEA Tokyo-BayやTOHOシネマズ、ハーバーダイニングなど多様なテナントを抱える同施設において、RHC ロンハーマンの持つ“カリフォルニアの空気感”が新たな層の来訪動機を生む可能性が高い。ららぽーとTOKYO-BAYが進める北館リニューアルとともに、体験型・感度型テナントの新たな潮流を示す出店となるだろう。以下、株式会社リトルリーグのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
RHC ロンハーマン船橋店
住所:〒273-8530 千葉県船橋市浜町2-1-1 ららぽーと TOKYO-BAY 北館1F
グランドオープン:2025年10月31日(金)
お客様お問い合わせ:0120-983-781